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東京金は売り買いを交錯していたが、白金は続伸

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は売り買いを交錯していたが、白金は続伸

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/11/20
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
20日の東京原油・石油製品は海外原油の大幅続落と円高を嫌気して続急落。原油期先4月限は前日比920円安の3万7540円、ガソリン期先5月限は同950円安の5万0900円、灯油期先5月限は同920円安の5万4530円。
海外原油の大幅続落と円高を嫌気して、東京原油も大幅続落となった。夜間では海外原油の急落にイマイチ反応薄で、下げ渋りの様相だったといえるが、東京市場ではなお12月のOPEC総会に対する期待から買い辛抱の動きもみられたためといえる。朝方の東京原油は弱気な米APIの在庫統計と東京市場の下げ渋りがアダになり、下値探りをみせた。しかし、9時以降、WTIの戻りと円安進行を好材料にして戻りをみせ、10時前に3万7700円台に乗せた。その後も円安や海外市場の戻りなどの支援材料に敏感に反応をみせ、円高や海外市場の下値探りには反応イマイチ。東京市場での買い辛抱につながる先高期待が下げ渋りを促していたが、その根拠は不透明。ところで、深夜には米EIAの在庫統計が発表され、弱気な内容が警戒されている。4週連続で原油在庫が急増し、原油生産もさらに過去最高を更新することになれば、下げ渋りをみせている東京原油も大きく売り直される可能性もある。

(東京貴金属)
20日の東京金は売り買いを交錯していたが、白金は続伸。金期先10月限は前日比4円高の5136円、白金期先10月限は同35円高の3184円、パラジウム期先10月限は同86円高の5815円。
期待通りのNY白金の上伸で、東京白金も続伸している。夜間で3188円の高値を示現したが、週末から100円以上も急伸した。日中取引ではNY白金の目標達成感からの反落もあり、昼前に3160円台に値を消し、上げ一服。NY白金は910ドル台の乗せたことで、20日移動平均線と半値戻りをクリアしており、ひとまずテクニカルな買い一巡の様相をみせている。900ドル台での下値固めの様相をみせるか注目したい。東京金は売り買いが交錯し、狭いレンジで推移した。このため、商いは極めて低調。明朝4時に発表される米FOMCの議事録待ち。

(東京ゴム)
20日の東京ゴムは上海ゴムの急伸に追随して強引に買い進まれた。RSS期先4月限は前日比3.5円高の186.1円。
夜間取引から東京ゴムは値を消していたが、高値警戒とアジア市場のゴム相場の上値の重さを嫌気したためとみる。ただし、11時前から期先中心に強引に買い進まれ、11時過ぎにアッサリ186円台に急伸した。株安や円高など、外部要因は悪化し、また産地のオファー価格の上値の重い展開に反して、一段の独歩高の様相に。資金的に買い方有利の展開で、内部要因を背景にして強引に買い進まれたといえる。今後とも腕力相場を警戒すべき急伸といえる。上海ゴムが急伸し、ここ最近の高値を更新しているが、東京市場の方がかなり強引に買い進まれていたこともあり、この急伸でも割高な値位置に変わりなし。産地のオファー価格の動向に注目。

(東京トウモロコシ)
20日の東京トウモロコシはシカゴ高を好感して反発。期先11月限は前日比190円高の2万2580円。
東京トウモロコシは久し振りに反発したが、シカゴコーンの上伸が支援材料に。東京市場は逆ザヤ形成のため、期先にかけてかなり強引に売られたが、その修正高かたがた、戻り幅を大きくしたといえる。再開したシカゴは売り買いが交錯していたが、全般に様子見で、東京の値動きは緩慢だった。臨機応変に。

(東京米国産大豆)
20日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆の狭いレンジの動きは変わらず。期近1月限は何とか9.10ドル台を維持しているが、買い材料は見当たらず。東京一般大豆は動意薄。

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