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東京金は売り買いが交錯

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は売り買いが交錯

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/10/11
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
11日の東京原油・石油製品は海外原油の反発を好感して買い直される。原油期先3月限は前日比370円高の3万7680円、ガソリン期先4月限は同430円高の5万2980円、灯油期先4月限は同370円高の5万2580円。
海外原油の続伸を好感して反発しているが、円高進行と東京市場の指標であるブレントの上げ渋りも影響して、東京原油の戻りはイマイチだった。WTIは急伸しているが、サウジの原油輸出削減の動きによって、米国の原油輸出が拡大するとの思惑からWTI買い・ブレント売りのスプレッドが拡大していた。従って、WTIの上伸は東京原油の支援材料になり切れず。そのWTIは10時以降、51ドル台を回復。スプレッドの買いがさらに進行したためで、東京原油もそれを好感して上げ幅を拡大し、10時半前に3万7800円台を示現。ただ、東京市場の指標であるブレントの上げ渋りと円高を認識して、昼前には朝方の値位置である3万7600円に値を消した。さて、夜間取引のタイミングでOPECと米EIAの月報が発表されるが、それによって波乱の展開も予想される。OPEC月報ではOPECの産油量と減産達成率、米EIA月報では米国の原油生産と世界の需要が注目される。
(東京貴金属)
11日の東京金は売り買いが交錯。金期先8月限は前日比1円高の4646円、白金期先8月限は同26円高の3378円。
NY金は目先の戻り高値目途と指摘していた20日移動平均線の1296.7ドルまで出直りをみせ、その後、ドル高を嫌気して1290ドル割れをみせるなど、上げ一服の様相が窺える。先行き不透明さもあって、東京金の商いがサッパリだった。東京白金は上伸へ。NY白金が急伸したためだが、NYダウや非鉄、パラジウムの強調地合いが支援材料に。ただ、NY白金も金同様、20日移動平均線をタッチして上げ一服をみせている。東京金・白金ともまた売り上がりたいが。
(東京ゴム)
11日の東京ゴムは薄商いの中、玉次第でマチマチ。期先3月限は前日比0.1円安の201.7円。
全般に積極的な仕掛けはみられず、全般に玉次第で推移していた。朝方から売り買いが交錯していたが、昼前には203円までの戻りもみせた。ただ、上海ゴムの戻りもイマイチで、円安にブレーキがかかっており、買いは続かず。産地のオファー価格の軟調地合いが続いており、週末の中国の貿易収支に注目したいが、先行き不透明で、迂闊には仕掛けられず。
東京トウモロコシ)
11日の東京トウモロコシはシカゴ安・円高に本日も反応薄。期先9月限は前日比50円安の2万1270円。
東京トウモロコシはシカゴ安・円高にも反応薄で、下げ渋りの様相は相変わらずだった。東京市場では収穫遅れを材料にした買い辛抱がみられ、下げ渋りの要因になっているものの、連日の弱材料を無視した下げ渋りに対する修正安はこれからとみる。売りスタンスで、日本時間13日の米農務省発表を待ちたい。発表後に買い玉整理を強いられるとみる。昼以降、シカゴコーンは下げ幅を拡大し、期近12月限は今週の安値を更新しているが、東京の下げ渋りは相変わらず。
(東京米国産大豆)
11日の東京一般大豆は先限が大きく売られる。期先8月限は前日比390円安の4万6340円。
前日、強引に買い進まれた反動で値を消している。シカゴ大豆は市場の予想に反して下落し、また、円高も進行したことで、期待先行で急伸した一般大豆の下げは仕方なし。収穫遅れがシカゴの支援材料になっていないだけに、納会に向けての整理売りも想定しておきたい。いずれにせよ、新規仕掛けは10月限の新甫発会以降とみる。

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