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東京金は売り買いが交錯も、昼以降、ヘッジで買われる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は売り買いが交錯も、昼以降、ヘッジで買われる

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/11/29
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
29日の東京原油・石油製品は海外原油の戻りを好感して上伸。原油期先4月限は前日比300円高の4万0350円、ガソリン期先6月限は同260円高の5万3540円、灯油期先6月限は同270円高の5万6550円。
東京原油は夜間取引にかけて買い直されたが、海外市場が電子取引の終値にかけて買い進まれたためで、原油は一時、4万0510円を付けた。その後、WTIが売り直されたため、東京原油の上げは後退。しかし、前日の大引け水準よりも海外原油が買い進まれており、また円安も若干の進行から東京原油の堅調地合いが続いた。さて、12月になれば、OPEC総会やOPECプラスを意識した展開となるが、目先はサウジアラムコのIPOに注目。ファンドの強気スタンスの材料にもなっているため。昼以降、NYダウ先物が売り直され、それを嫌気してWTIは58ドル割れも。その影響で東京原油は上げ幅縮小している。夜間取引でもNYダウ先物から目が離せない。

(東京貴金属)
29日の東京金は売り買いが交錯も、昼以降、ヘッジで買われ、しっかり。金期先10月限は前日比8円高の5127円、白金期先10月限は同8円高の31円、パラジウム期先10月限は同74円高の6138円。
NY金の電子取引が実施されているが、極めて狭いレンジで推移しており、東京金も売り買いが交錯する狭いレンジで推移していた。一方、パラジウムが6100円台に続伸するなど、急伸が目立つ。需要がしっかりしているだけに、6100円も通過点とみられている。年初から2200円以上も買い進まれている。白金はNY白金の上値の重い展開が続いている。昼以降、NYダウ先物が売ろ直され、NY金がヘッジで買われ、東京金は夜間の高値を更新するなど、買い進まれた。

(東京ゴム)
29日の東京ゴムは上海安を受けて下落。RSS期先5月限は前日比1.3円安の187.0円。
時間外の上海ゴムの一段安もあり、東京は朝方から売り込まれ、先限は一代の安値を更新した。東京市場も5営業日連続で高値を切り下げるなど、上海市場同様、チャートが悪化している。いずれも、天井形成が伺える状況にある。産地のオファー価格の上げ渋りに反して、かなり強引に買い進まれた東京の下げはこれからで、180円割れも避けられないとみる。

(東京トウモロコシ)
29日の東京トウモロコシは薄商いの中、小しっかり。期先11月限は前日比120円高の2万3160円。
シカゴ休場の影響もあり、週末は玉次第の展開に、閑散に売りなしで、また、若干の円安も買い材料になったとみる。シカゴ市場は米国取引時間帯に再開するが、時間短縮の見込み。シカゴコーンの先安懸念は根強く、売りスタンスで12月を迎えたいが。

(東京米国産大豆)
29日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆市場の再開は米国取引時間帯に入ってからで、シカゴ大豆は南米の豊作観測から一段安必至とみられる。引き続き、シカゴコーンの圧迫要因に。

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