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東京金は反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は反発

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/10/30
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
30日の東京原油・石油製品は株価の切り返しを好感した積極買いに上伸している。原油期先3月限は前日比440円高の5万2580円、ガソリン期先5月限は同70円高の6万4850円、灯油期先5月限は同370円高の6万7910円。
夜間取引ではNY株式市場と円相場の動きに波乱の様相となった。海外石油市場の清算値決定後のNY株式市場の大幅安を嫌気して、東京ガソリンと原油はその後、夜間の安値更新をみせた。その後のNY株式市場の下げ幅縮小を材料にして原油先限は5万2000円台を回復したが、買われ過ぎは否めず。日中取引では朝方の5万2000円割れは一時的で、買い辛抱が支配的。その後、下落していた日経平均株価が大きく買い直され、円安が進行したこと、NYダウ先物の反発を好感して下落していたWTIやブレントが下げ幅を縮小したため、東京原油は10時過ぎに5万2200円台に水準を切り上げた。前日の大引け時点の円相場と海外原油の値位置を考慮すれば、東京原油の5万2000円割れでもおかしくはないが、株価の出直りを材料した強引な買いの目立つ展開に。昼にはNYダウ先物の急伸を好感してWTIが67ドル台を回復。そのNYダウ先物の大幅高に追随して再開する日経平均株価が上げ幅を大きくするとみられ、東京原油は連想買いが一段と強まり、5万2500円台に上伸する動きもみせた。大きく買い進まれた分だげ、下げ余地もか拡大したとみるべきで、明朝発表される米APIの在庫統計に注目。原油在庫の急増も予想されているが。

(東京貴金属)
30日の東京金は円安とNY金の切り返しに反発。金期先8月限は前日比8円高の4426円、白金期先8月限は同28円高の3004円。
夜間で東京金は4403円の安値を示現したが、日中取引では4420円台で推移するなど、円安を材料にして反発した。昼前には円安が一段と進行したから4433円まで買い進まれ、夜間の高値更新に迫った。ただ、朝方上伸していたNY金が1230ドル割れをみせたため、東京金は4420円台に値を消した。金以上に白金の上伸が目立ち、昼には3000円台回復をみせた。日中取引では円安が支援材料になったとみられ、夜間の安値から30円以上の戻りをみせた。白金の実勢悪から3000円台では売り上がりたい。東金は4400円台前半での逆張りが無難。

(東京ゴム)
30日の東京ゴムはマチマチ。RSS期先4月限は前日比0.2円安の162.2円、TSR期先4月限は同0.3円高の150.3円。
NY株式市場の下落と時間外の上海ゴム安を嫌気して、朝方から東京ゴムは売り直され、夜間の安値を更新した。日経平均株価の急伸やNYダウ先物の反発、そして円安にもゴム市場は全くの反応薄。ゴム独自には弱気な材料が目白押しで、東京ゴムは一段安を強いられた。先限はひとまず160円を維持したことで、引けにかけて下げ一服。

(東京トウモロコシ) 
30日の東京トウモロコシは午後に買い戻され、マチマチ。期先11月限は前日比20円安の2万4850円。
シカゴコーンの値崩れを嫌気して東京トウモロコシは夜間取引から下げをみせ、9時台前半には2万4800円割れをみせた。その後の日経平均株価の急伸と円安を好感して2万4800円台を回復したが、積極買いがみられず、戻りは一服。日経平均株価の急伸もあり、円安が進行したが、買い手控えもあり、プラス圏には抵抗をみせていた。13時以降になって、打診買いがみられ、先限は変わらずまで戻りをみせた。時期的に低調な商いが続くとみられ、目先はアナリストの生産高事前予想待ち。

(東京米国産大豆)
30日の東京一般大豆は変わらず。期先10月限は前日と同じ4万4400円。
東京一般大豆は本日もバイカイのみの取引にとどまった。他市場の値動きが荒くなっており、ますます一般大豆は蚊帳の外におかれている。期先は4万4000円台はひとまず維持へ。

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