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東京金は反発、パラジウムは最高値を大きく更新

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京金は反発、パラジウムは最高値を大きく更新

  • 2019/10/17
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
17日の東京原油・石油製品は高安マチマチ。原油期先3月限は前日比90円安の3万7090円、ガソリン期先4月限は同190円高の5万1220円、灯油期先4月限は同140円高の5万4490円。
売り買いが交錯する中、海外原油の反発を好感して東京原油も買い進まれて、夜間取引を終えた。その直後に発表された米APIの在庫統計は極めて弱い内容となり、発表後の海外市場は全面安となり、再開した東京原油も値を消している。朝方の東京原油はマイナス圏に沈んだが、10時過ぎにはドル安を背景にした海外原油の下げ幅縮小もあり、プラス圏回復をみせた。円安に乗じて3万7200円台に乗せるなど、弱気な米APIの在庫統計がなかったような戻りをみせたが、夜間取引において、3万7000円割れへ。米EIAの在庫統計を受けての下げも警戒されるだけに、東京の戻りは売り場提供とみる。米EIAでも同様に、原油在庫の急増が警戒されるため、内外とも発表前に原油は値崩れ必至と考えたい。そのタイミングで買い戻しを仕掛けたいところ。

(東京貴金属)
17日の東京金はNY金急伸に追随して反発。金期先8月限は前日比34円高の5195円、白金期先8月限は同1円高の3102円。
ドル安・ユーロ高を背景にしてNY金が急伸しており、それに追随して東京金も反発している。10時前には一段のドル安・ユーロ高を好感してNY金が一段と上伸したため、東京金は5200円台に水準を切り上げた。しかし、10時過ぎにNY金の値崩れに合わせて東京金は売り直され、5190円割れまで一気に値を消した。NY金は1496.8ドルまで上伸したが、1500ドルに対する抵抗も伺える。東京パラジウムは続騰しており、5800円台に急伸している。米国と中国での自動車触媒用としてのパラジウムの需要拡大を背景にしており、1800ドルをひとまず視野に入れた展開とみる。東京の5800円も通過点となりそうだ。引けにかけて東京金は5190円台に戻したが、NY金が出直りをみせたため。

(東京ゴム)
17日の東京ゴムは小幅続伸。RSS期先3月限は前日比1.2円高の163.8円。
RSS期先中心に上伸した。朝方は上海ゴムの時間外高を背景にして買いが先行し、10時前に前日の高値を更新。その後、165.2円の高値示現も、165円台の買いはみられず、上げ一服。前週末は一段と上伸したため、週末にかけての踏み上げを警戒したいが、新規の買い材料は見当たらず、じっくり売り上がっていきたい。引けにかけて上げ幅を縮小したが、上値の重さを警戒した動きといえる。

(東京トウモロコシ)
17日の東京トウモロコシは波乱含みの中、玉次第でマチマチ。期先9月限は前日比140円高の2万4440円。
夜間取引では玉次第の動きが中心となり、東京は強引に買い進まれていた。シカゴの3営業日連続の下落がなかったような戻りで、新甫発会前後の内部要因主体の展開ともいえる。また、11月限も下げ渋りの様相をみせ始めたとも考えたい。日中取引では内部要因主体の展開となり、10時過ぎに先限は2万4610円を示現。しかし、11時過ぎには高値から200円安の2万4410円を付けるなど、強引な買いは一巡した。9月限からの買い玉の乗り換えが高値誘導につながったが、新甫発会後、数日の不安定な動きは良くあることで、かなり乱暴にサヤが買われた11月限はサヤ縮小も予想したい。

(東京米国産大豆)
17日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆は続落し、週明けの高値から15セント以上の下げをみせている。中国による大量購入期待も一巡しており、新規の買い材料待ち。東京は全くの動意薄で、まだ10月限は発会していない。

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