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東京金は上げ幅縮小も、5200円台維持

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は上げ幅縮小も、5200円台維持

  • 2019/08/28
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
28日の東京原油・石油製品は海外原油の急伸を受けて大幅上伸。原油期先1月限は前日比970円高の3万6610円、ガソリン期先3月限は同1170円高の4万7640円、灯油期先3月限は同1020円高の5万4610円。
海外石油市場はテクニカルな買いに加えて、強気の米APIの在庫統計を好感して、東京原油・石油製品は急伸し、朝方から夜間取引の高値を大きく上回った。米APIの在庫統計で、原油在庫は前週比1110万バレルの大幅減少が指摘されたため、海外市場は上げ幅を拡大した。再開後には高値警戒から上げ一服もみられ、東京の朝方の上伸は一時的にとどまった。14時台に入って、WTIが55.60ドル台に上伸したことから、東京原油は3万6600円台に上伸し、朝方の高値更新へ。ところで、WTIは200日移動平均線を上値抵抗としているが、その移動平均線のある56ドルまで買い進まれるとみられるが、56ドル以上はまた売りを浴びることも想定される。9月1日のイベントリスクを踏まえると、56ドル以上は東京原油の売り場提供になるとみる。まずは米EIAの在庫統計に注目。

(東京貴金属)
28日の東京金は急反発し、上場来高値をさらに更新している。金期先6月限は前日比30円高の5225円、白金期先6月限は同41円高の2968円。
NY金は急反発し、改めて1550ドル台を回復する動きをみせた。これまでのようなNY金高に対して円高が進行することもなかったため、東京金は夜間取引で上場来の高値をさらに更新している。日中取引でも新甫発会したばかりの8月限が先限のつなぎ足での高値更新、つまり上場来高値をさらに更新した。ただ、11時台に入ると、NYダウ先物の上昇を警戒する動きとなり、NY金はその後、1550ドルを下回った。昼前に1541.4ドルまで急落し、新甫発会したばかりの東京8月限は5200円ちょうどまで値崩れを強いられた。NY金は1541.4ドルまで急落したが、その後の出直りを好感して、東京金は早々に5210円台を回復した。

(東京ゴム)
28日の東京ゴムは朝方急伸も、その後、値を大きく崩す。RSS期先2月限は前日比1.6円安の162.2円、TSR期先2月限は変わらずの141.0円。
時間外の上海ゴムの急伸に反応した東京RSSは朝方から踏み上げの様相をみせ、期先は大きく買い進まれた。先限は167.4円を示現し、前日の高値更新をみせた。踏み一巡後は上げ一服。当限が160円に抵抗をみせたこともあり、また、国内要因の買い材料は見当たらず、買い方の手じまい売りも早かったようだ。上値の重さを確認する値崩れを演じ、そして昼に期先はマイナス圏まで下落し、夜間の安値を更新した。それだけ、東京市場の先安懸念は根強い。そのためか、引けにかけて下げ幅を拡大した。

(東京トウモロコシ)
28日の東京トウモロコシはシカゴ安を無視して買われる。期先9月限は前日比60円高の2万2290円。
シカゴトウモロコシは一段安を強いられたが、東京は夜間取引から反応薄で、10時台には2万2300円台に上伸している。閑散に売りなしの様相の下、シカゴの下値余地は乏しいとみて、売り手控えが広がったことが影響したともいえる。再開したシカゴは小幅ながら続落しているが、これも無視して堅調地合いをみせており、一段と東京は割高な値位置を形成している。週末から週明けの下振れも警戒すべき。

(東京米国産大豆)
28日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆は行って来いの反落をみせたが、東京一般大豆は値付かずの商状が続いている。出番は全くなし。気配値も付かない中、9月も成立せずが続くことに。

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