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東京金は一時5600円回復もその後は上げ幅縮小

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京金は一時5600円回復もその後は上げ幅縮小

  • 2020/03/31
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
31日の東京原油・石油製品はマチマチ。東京原油期先8月限は前日比910円高の2万4780円、東京ガソリン期先9月限は同40円安の3万3870円、東京灯油期先9月限は同240円安の3万4720円、
前日に20ドル割れの動きを見せるなど軟調地合いが続いていたWTIは本日は朝方から反発の動きを見せた。東京の原油・石油製品の夜間立会は海外原油安の動きの中で為替の円安で下げは限定されいたが、WTIの反発によって日中立会の寄付きから上昇する動きとなった。東京原油の期先はプラス圏になると9時過ぎには2万4910円まで急騰する動きとなった。ただこの急騰は前日と同様に高値誘導となってその後は直ぐに2万4600円台まで下がった。しかし10時前から為替が急ピッチな円安に動きなって東京原油も再び上昇し2万4860円まで上がった。10時半にはWTIが20.90ドルまで上昇し、為替は円安の水準を維持すると東京原油は一段高を見せ2万5090円まで高値更新の動きとなった。更に11時になるとWTIが21ドルを超える動きを見せ21.75ドルまで上昇すると東京原油は再び高値更新し2万5390円まで上昇した。ただ12時過ぎるとWTIの上昇が一服し為替が円高に戻る動きになると東京原油は急速に下がり始め2万5000円割れとなり14時過ぎには2万4690円まで急落した。WTIは本日は21.75ドルまで上昇する動きとなったが、高値からの値崩れも早く再び21ドル前半までの動きとなっている。NYダウ先物もまたマイナス圏まで崩れる動きを見せ、世界的な需給バランスの悪化は変わっておらず、WTIは再び21ドル割れも想定したい。東京原油も高値から値崩れする動きも見られこれまでの下げ渋りの反動安も警戒したい。

(東京貴金属)
31日の東京金は一時5600円回復もその後は上げ幅縮小。東京金期先2月限は前日比24円高の5590円、白金期先2月限は同61円高の2506円、パラジウム期先2月限は同270円高の7690円。
NY金は続落の動きを見せていたが、東京金は夜間立会で為替の円安もあって期先の高値は5606円まで反発する動きを見せた。日中立会ではNY金が朝方に1636.6ドルまで下がる動きを見せるなど弱い動きとなり東京金は5580円まで下がる動きを見せたが、NY金が1640ドル付近まで戻る動きを見せると5598円まで上昇した。10時前から為替が急ピッチな円安になりNY金は1633.5ドルの安値更新の動きとなったが、10時過ぎに1639ドル台まで戻ると東京金は5622円まで上昇し、10時半には為替が一段の円安に進むと5624円と高値更新の動きとなった。ただ昼過ぎからは為替の円安が一服し円高に進み、NY金も下げ幅を拡大すると東京金は下がり始め13時半過ぎには5589円まで下がった。本日もNY金は続落の動きを見せ軟調地合いが続いていたが、東京は為替の円安が支援材料となり買われる動きとなった。ただNYダウ先物が昼過ぎから不安定な動きを見せており、銀など他の貴金属市場の今後の下落要因となってNY金も引っ張られる可能性も想定したい。まだNY金は下押し懸念があり、東京も為替の円安がなければ再び5550円割れの展開も予想される。白金は夜間立会から反発していたが、日中立会でもNY白金の反発もあって寄付きから上げ幅拡大の動きとなった。10時過ぎにはNY白金の一段の上昇と為替の円安で2549円まで高値更新の動きとなった。ただ昼過ぎからはNY白金の上げ幅縮小と為替の円高の動きになり東京白金は下がり始め、14時過ぎに2500円割れとなり2490円まで上げ幅を縮小する動きとなった。また東京は高値から崩れる動きを見せている。NY白金も750ドル手前から上値が重い展開が続き、実需の買いが入りずらい状況は変わらずとなっている。引き続き高いところは売られる展開が続くと見たい。

(東京ゴム)
31日の東京ゴムの9月限は反発。期先9月限は前日比1.0円高の145.2円。
夜間立会で小幅反発していた東京ゴムは日中立会で上げ幅を拡大する動きとなった。東京ゴムの期先はNYダウの上昇や為替の円安進行が支援材料となって寄付きから上がる動きを見せ、10時前に為替の一段の円安やNYダウ先物の上昇で146.5円の高値更新の動きを見せた。11時過ぎには引き続き為替の円安と上海ゴムの上げ幅の拡大を受けて東京ゴムは147.7円まで上がり再び高値更新の動きとなった。ただし昼過ぎになるとNYダウ先物の下落や為替の円高の動きになると東京ゴムは高値を維持できず13時半過ぎには145.1円まで下がる動きとなった。15時にも上げ幅を縮小する動きを見せ144.9円まで下がった。まだ世界的に自動車の生産工場の閉鎖は拡大しており国内も同様の動きとなっている。東京は外部要因で高い動きとなったが高値からの値崩れも早くまだ軟調地合いは続くと見たい。

(東京トウモロコシ)
31日の東京トウモロコシの期先は反発。期先3月限は前日比130円高の2万3000円。
夜間立会ではシカゴコーンが続落の動きを見せていたが東京は下げ渋りの動きを見せた。日中立会で東京トウモロコシの期先は2万2850円まで下がる動きを見せたが、9時から再開されたシカゴコーンが反発し、為替が急ピッチな円安に進む動きになると東京トウモロコシは急反発の動きになり10時過ぎに2万3010円まで上昇した。11時過ぎに一度2万3000円割れの動きとなり2万2950円まで下がったが、すぐに2万3000円まで戻り、昼過ぎに2万3030円の高値更新となった。ただ高値をつけてからNYダウ先物が急落の動きを見せ、為替も円高に進むと東京トウモロコシは上げ幅を縮小し再び2万3000円割れも見せた。エタノール需要の減少の中で今晩発表されるコーンの作付意向面積と全米在庫が弱い内容と予想されておりシカゴコーンの一段安も警戒したい。東京は下げ渋りでシカゴの水準よりまだ割高となっているため反動安を期待したい。

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