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東京金は一時高値更新も、売り直される

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は一時高値更新も、売り直される

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/03/09
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
9日の東京原油・石油製品は波乱含み。原油期先8月限は前日比10円安の3万9620円、ガソリン期先9月限は同70円安5万4830円、灯油期先9月限は同100円安の5万4710円。
東京石油市場は狭いレンジながら、乱高下を演じた。朝方は海外原油の続落を嫌気して下落していた。その後、米朝首脳会談の情報が流れ、日経平均株価が急伸し、円安が進行。また、NYダウ先物が大きく買い進まれ、WTIも大きく戻したため、原油先限は3万9880円まで買い進まれ、夜間の高値を更新した。しかし、米朝首脳会談に対する楽観ムードが後退し、株価の上げ幅縮小で、円安が解消され、WTIも高値から値を消したことで、3万9500円台に逆戻りするなど、短期スタンスの売り場提供になっていた。さて、週明けにOPEC月報が発表されるが、これもかなり弱い内容が予想される。従って、週末の東京原油の夜間の戻りは売り場提供になるとみたい。4万円台は売り上がりたい。
(東京貴金属)
9日の東京金は一時高値更新も、売り直される。金期先2月限は前日比1円安の4511円、白金期先2月限は同18円高の3271円。
東京金は朝方、NY金の続落を受けて軟調に推移していた。その後の円安によって4519円まで買い進まれ、夜間の高値を更新した。しかし、円安が解消されると、昼前にはまたマイナス圏に逆戻り。米朝首脳会談の情報によって、地政学リスクの後退からNY金は売られている。ただ、もともと、米朝関係がリスクで買われた経緯もなく、下げは限定的。結局、東京金は円相場に振り回されることに。米雇用統計に対する関心はイマイチで、NY金は20日移動平均線を上値抵抗にした展開が続くかどうか注目。

(東京ゴム)
9日の東京ゴムは高値から大きく値を崩す。期先8月限は前日比1.9円安の189.8円。
東京ゴムは10時台に上伸した。円安・株高が急ピッチに進行したため。先限は193.8円まで急伸したが、ゴム独自の材料で買い直された訳でもないため、その後、あっさり190円を割り込んだ。円安も解消されたことで、投げも膨らみ、高値から5円以上も下落している。上海ゴムの下落も下げに拍車をかけることに。本日の値崩れから戻り売り基調が改めて認識されたといえる。米雇用統計を控えているため、夜間の仕掛けは見送りたい。
(東京トウモロコシ)
9日の東京トウモロコシは期近から期央中心に連騰。期先3月限は前日比390円高の2万3600円。
連日の大幅高をみせ、期近から期央の急騰が目立っていた。売り方不在のため、踏み上げの影響といえる。期先は新穀限月だけに、シカゴ新穀のようにサヤを買われてもおかしくはないが、東京期央の急騰がやや異常な状況で形成されているため、サヤを買う動きは期待薄。再開したシカゴの下げが目立っており、東京も買われ過ぎの反落も週末から週明けに予想したい。下値の買いはそのまま。
(東京米国産大豆)
9日の東京一般大豆は動意薄。期先2月限は前日比60円高の4万8770円。
予想通り、米農務省の需給報告に反応薄で、全くの動意薄。再開したシカゴ大豆が急落しており、東京は修正安もおかしくはないが、売り方不在で、下げにも抵抗をみせた。シカゴはしばらく調整安を強いられるとみる。

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