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東京金は一時上伸も、売り直される

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京金は一時上伸も、売り直される

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/02/27
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
27日の東京原油・石油製品は製品高・原油安。原油期先7月限は前日比30円安の4万1940円、ガソリン期先9月限は同250円高の5万7140円、灯油期先9月限は同320円高の5万7520円。
夜間の東京石油市場は売り買いが交錯していたが、円安分、買い進まれることになり、原油先限は4万2000円台に水準を切り上げた。日中取引では4万2000円台を維持しつつ、狭いレンジで推移。市場では明朝発表される米APIの在庫統計を待ちたいとのムードも強く、商いは低調だった。昼前にWTIがマイナス圏に値を消し、東京原油も4万2000円を割り込み、マイナス圏に沈んだ。64ドル台でのWTIの上値の重い展開を嫌気してWTIは調整安をみせることに。米APIの在庫統計で、原油在庫の増加が指摘されていることも、64ドル台での買いは維持できず。日本時間28日朝6時半に発表される米APIの発表に注目。13時半にWTIは下げ幅を拡大したが、東京原油の反応はイマイチ。日経平均株価の堅調地合いが東京の下げ渋りにつながったようだ。下げ渋りの反動安も予想されるが、弱気な材料統計を踏まえると、夜間での戻りは売り場提供に。
(東京貴金属)
27日の東京金は一時上伸も、その後また値を消し、反落。金期先2月限は前日比11円安の4568円、白金期先2月限は同10円安の3435円。
東京金は前日同様、朝方の軟調地合いから買い直され、小幅続伸へ。朝方の円安進行局面で上げ渋りをみせたが、円安一巡し、円高に振れると、NY金が買い進まれた。ここでも強弱材料が交錯し、東京金の軟調地合いに変わりなし。状況が一変したのは10時半以降で、円安とドル安、つまりユーロの独歩高が進行したため、東京金は円安とNY金の堅調地合いを好材料に上伸し、4580円台に水準を切り上げた。ただ、昼以降、ドル高・ユーロ安、そして円高・ドル安が進み、東京金は再びマイナス圏に。為替に翻弄される値動きに終始していた。結果的に狭いレンジで推移することに。不安定な動きをみせた東京金だったが、パウエル米FRB議長の議会証言に金融市場全般の関心が集まっている。15時に入ってNY金の軟化と円高気味の為替の影響で東京金は夜間の安値まで下落している。
(東京ゴム)
27日の東京ゴムはマチマチ。期先7月限は前日と変わらずの193.8円。
夜間で一段と東京は上伸したが、時間外の上海ゴム安を嫌気して朝方から下値を試す展開となり、9時にはマイナス圏に値を消し、その後、夜間の安値を更新した。NYダウの大幅続伸よりも、やはり東京市場の関心は上海ゴムに集まっており、それ次第ともいえる。昼以降、上値の重い展開を続けたこともあり、安値更新をみせたが、190円を試す勢いはなかった。引き続き、上海ゴムの動向から目が離せない。
(東京トウモロコシ) 
27日の東京トウモロコシはシカゴ上伸や円安でも値を消す。期先3月限は前日比50円安の2万2860円。
シカゴ上伸と円安を好感して夜間でも小幅続伸を演じたが、物足りない上昇にとどまった。日中取引での買い方不在から上げ一服に。円安一服や再開したシカゴの小幅安もあり、10時半前に先限はマイナス圏まで値を消した。円高とはいえ、前日よりも円安水準であり、またシカゴ安も限定的で、マイナス圏に値を消すほどの状況でもない。朝方からまとまった売りが圧迫要因になっていたが、2万2920円でのまとまった売りが重石になったといえるが、上げ渋りに変わりない。本日の上げ渋りは格好の買い場だったとみる。
(東京米国産大豆)
27日の東京一般大豆はしっかり。期先2月限は前日比200円高の4万79200円。
シカゴは高値から大きく値を消したが、東京市場はこれまでの上げ渋りの反動や買い戻しにしっかり。期先12月限の買い戻しが目立っていたが、流動性の確保が難しいだけに、見送りが無難。

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