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東京金はパラジウムの大幅続落に追随して一段安

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京金はパラジウムの大幅続落に追随して一段安

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/03/29
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
29日の東京原油・石油製品は海外原油の出直りと円安を材料に急反発。原油期先8月限は前日比490円高の4万5010円、ガソリン期先10月限は同730円高の5万5950円、灯油期先10月限は同560円高の6万1110円。
東京石油市場は急反発し、特に石油製品の大幅上昇が目立ち、原油の上げ幅拡大に寄与していた。トランプ米大統領の原油価格の上昇けん制もあり、OPECの増産を要請したため、夜間取引で原油は4万4020円の安値を示現した。しかし、OPECがその要請に応じることは考えにくく、その後、海外原油は1ドル以上の戻をみせている。再開後の東京原油は海外市場の上伸と円安を材料にして4万5000円台に乗せた。海外原油はNYダウ先物の上伸を好感して上伸していた。週明けにはOPECの3月の産油量が発表される予定で、それを前にして東京原油の下押しは買い拾ってみたい。夜間ではNY株式市場の動向がポイントになるとみられ、注視したい。

(東京貴金属)
29日の東京金はパラジウムの大幅続落に追随して一段安。金期先2月限は前日比52円安の4582円、白金期先2月限は同27円安の3009円。
東京金は大幅続落となり、4600円を大きく下回ったが、パラジウムの続急落が影響したのは明らか。円安は支援材料になり切れず。日中取引では4590円を挟む動きをみせていたが、ドル高によって昼以降、NY金が売られたこともあり、東京金は戻り切れず。29日英議会でEU離脱修正案が採決される予定で、それを警戒してのドル高ともいえる。NY金は目先、1300ドルを壁にした展開が予想される。さて金・白金の急落要因となったパラジウムは出直り兆しをみせている。このため、パラジウムの戻り次第で、東京白金の出直りは意外に早くなりそうだが、金はドル高を警戒して、戻りも限定的か。

(東京ゴム)
29日の東京ゴムは自律反発。RSS期先9月限は前日比0.9円高の182.2円、TSR期先8月限は同1.0円高の161.5円。
RSS先限が180円を維持したこと、上海ゴムの下げ一服の様相もあり、週末要因の買い戻しかたがた、東京ゴムは戻りをみせた。ただ、上伸しても、その後、値を崩すなど、買いが続かず。買っても手仕舞い売りが早く、先安懸念は依然として根強いようだ。新規の買い材料は見当たらず、いずれ先限は180円を割り込むとみる。
(東京トウモロコシ) 
29日の東京トウモロコシは波乱の展開の中、マチマチ。期先3月限は前日比180円安の2万4160円。
夜間では投げによって2万4110円まで急落したが、日中取引では高値誘導もあり、2万4520円まで買い進まれた。円安を好材料にした戻りであるが、シカゴが続落していること、強引に買い支えられた修正安はまだ中途半端であるため、先限は高値からジリ貧へ。さて、深夜1時に米農務省は作付意向面積と3月1日現在の全米在庫を発表するが、シカゴの一段安も警戒されるため、整理商い次第ではまた2万4000円を試すことも想定しておきたい。まずは発表待ち。

(東京米国産大豆)
29日の東京一般大豆は変わらず。期先2月限は前日と同じ4万9000円。
東京一般大豆はばいかいのみで変わらず。深夜1時に米農務省は重要な発表を行うが、東京はここでも反応せず、バイカイを続けることに。

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