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東京石油市場は急反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京石油市場は急反発

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/03/12
  • 齋藤
  • 海外マーケット
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
12日の東京原油・石油製品は海外原油の急伸を好感して急反発。原油期先8月限は前週末比1070円高の4万0690円、ガソリン期先9月限は同620円高の5万5450円、灯油期先9月限は同880円高の5万5590円。
NYダウ急伸になびいて東京原油は週末の夜間取引から急伸し、1000円以上も買い進まれた。週明けもNYダウ先物が大幅続伸を演じているだけに、WTI・ブレントはしっかりした展開をみせ、東京石油市場も揃って上げ幅を拡大した。10時台前半まで海外原油の堅調地合いと円安を材料にして原油は堅調に推移していたが、円高進行に合わせる格好で海外原油の上げも一服したため、昼前に原油は4万0600円台に値を消した。さて、今後、気温が上昇し、需要後退必至の灯油が不需要期限月である期央以降で急伸し、今後需要が拡大するガソリンが上げ渋りをみせていた。対照的な動きだが、過去経験したことがないサヤ関係で、灯油の買われ過ぎは否めず。海外原油に関しては今夜発表されるOPEC月報に注目。
(東京貴金属)
12日の東京金は反発。金期先2月限は前週末比14円高の4525円、白金期先2月限は同44円高の3315円。
東京金は反発したものの、朝方の高値から値を消し、上げ幅を縮小している。朝方の支援材料だった円安が後退したため。NY金はドル安・ユーロ高を好感して、軟調地合いを解消する場面もみられたが、NYダウの急伸に対する警戒もあり、NY金の戻りは続かず。金以上に東京白金は急伸したが、NYダウ急伸を好感してNY白金が急伸したため。週明けの東京白金は夜間の高値を更新したものの、その後の円高で東京金同様、上げ一服。白金はNYダウと円相場を睨みながらの仕掛けとなる。
(東京ゴム)
12日の東京ゴムは株高を好感して上伸。期先8月限は前週末比2.9円高の192.7円。
週末の上海ゴム安を踏まえて、週明けの東京ゴムは下落するとみられたが、NYダウの急伸と円安を好感した買いに上伸し、夜間の高値更新をみせた。東京ゴムが上海ゴムと対照的な値動きをみせるのはかなり久しぶりである。先限は192円台での値動きがほとんどで、狭いレンジを強いられていたが、上海ゴム安を無視した動きが長くは続かないとみる。売りの回転を効かせつつ、190円割れを待ちたい。
(東京トウモロコシ) 
12日の東京トウモロコシはシカゴ続落を無視して大幅続伸。期先3月限は前週末比180円高の2万3780円。
週明けの東京トウモロコシは前週末同様、腕力相場の影響で続騰を演じている。週末のシカゴ安や週明けのシカゴ続落は関係なく、内部要因による連騰である。外部要因では全く説明ができない。期近から期央限月の続騰が期先の買い安心につながっている。朝方、円安も支援材料だったとみられるが、その後、円高が進行したものの、東京市場の強引な買いが続いた。シカゴ市場での大口ファンドのネットロングの高水準は、かなり警戒すべき状況である。週明けのシカゴ続落はこれを嫌気した下落とみる。週明けまで買いスタンスを推奨してきたが、買いは軽くし、明日には途転売りも検討したい。
(東京米国産大豆)
12日の東京一般大豆は下落。期先2月限は前週末比170円安の4万8600円。
シカゴ大豆は週末に大幅続落となったが、東京は動意薄の下、全く反応薄。昼以降、4万9000円を割り込んだが、トウモロコシの連騰を材料にして売り手控えられたとも考えられる。様子見が無難。

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