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東京石油市場は急伸

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京石油市場は急伸

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/03/14
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
14日の東京原油・石油製品はNYガソリンの強調地合いを好感して急伸。原油期先8月限は前日比630円高の4万5940円、ガソリン期先9月限は同660円高の5万7130円、灯油期先9月限は同530円高の6万1730円。
強気の米EIAの在庫統計を受け、WTIとNYガソリンの急伸がみられ、東京石油市場も夜間取引で急伸した。特にNYガソリンの急伸がけん引役になっており、NYガソリンのサヤが一段と上昇している。再開後の海外石油市場の堅調地合いもあり、朝方から上伸する動きもみせていた。しかし、NYダウ先物安をキッカケにして海外市場は軟化し、円高も警戒して東京原油は上げ幅を縮小することに。ただ、11時前から円安が進行し、NYガソリンの強調地合いを好感してWTI・ブレントが買い進まれ、東京原油も上げ幅を拡大し、11時前に4万5900円台に乗せた。時期的要因もあり、NYガソリンの強調地合いはまだ続くとみられ、東京石油市場でも先高期待はなお根強い。昼以降も円安が加速し、東京原油は4万6000円を示現。ところで、中国の2月の鉱工業生産はかなり弱い内容だったこともあり、欧米時間帯での海外原油の下振れの可能性も。

(東京貴金属)
14日の東京金は続伸。金期先2月限は前日比12円高の4666円、白金期先2月限は同3円安の2976円。
NY貴金属の全面高を受け、東京貴金属は一段と上伸している。東京白金は期待通り、3000円台を回復し、金は4670円台に水準を切り上げた。日中取引ではNY金の軟化を嫌気して上げ一服も、円安もあり、下げも限定的。NY金は20日移動平均線を上値抵抗にしての調整をみせているが、1300ドル台は維持するとみられ、円安が進行すれば、押し目待ちに押し目なしの様相となる。昼には円安が一段と進行する半面、NY金は1305ドル割れとなったが、強弱材料が交錯するため、東京金のボックス圏の動きは続いた。

(東京ゴム)
14日の東京ゴムは上海安を嫌気して上値の重い展開をみせた。RSS期先8月限は前日比0.6円安の196.5円、TSR期先8月限は同0.1円安の170.6円。
東京ゴムは薄商いの中、狭いレンジで推移していた。前日の急落に対する調整もあり、戻りもみせたが、上海安を警戒して買いが続かず。上海市場の上げ渋りを無視して強引に買い進まれた東京は前日、値崩れを強いられただけに、上海安の局面での買いは続かなかったといえる。昼以降に円安がさらに進行したが、上値の重い展開を続けたため、先限もまたマイナス圏に沈んだ。本日発表された中国の鉱工業生産は17年振りの低い伸びにとどまっており、これも圧迫要因になっている。
東京トウモロコシ)
14日の東京トウモロコシはシカゴ続伸や円安に反応薄。期先3月限は前日比20円高の2万4040円。
夜間取引で東京はかなり強引に買い進まれ、シカゴの下落局面や円高にも全く反応しなかった。日中取引では逆に再開したシカゴコーンの続伸に反応せず、ズルズルと値を消した。夜間での強引な上伸に対する反動といえるが、この不透明な動きを警戒した人気離散は警戒される。シカゴ小麦が上伸しており、シカゴコーンのテクニカルな買いが継続することが連想される。円安も進行していただけに、10時以降のトウモロコシ先限の値崩れは行き過ぎで、下げ足りない様相に逆転した。昼以降の一段の円安にも全く動意薄。夜間ではまた高値誘導も想定される。

(東京米国産大豆)
14日の東京一般大豆は変わらず。期先2月限は前日と同じ4万8700円。
シカゴ大豆はテクニカルな買いが継続するとみられるが、東京はシカゴ大豆や円相場の反応薄。先限の気配値の付かない状況に変わりなし。

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