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東京石油市場は反発も、やや強引に買い進まれる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京石油市場は反発も、やや強引に買い進まれる

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/03/05
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
5日の東京原油・石油製品は海外原油高以上に強引に買われる。原油期先8月限は前週末比460円高の3万9480円、ガソリン期先9月限は同460円高5万4970円、灯油期先9月限は同150円高の5万4950円。
海外原油の安値からの急反発を好感して東京原油は週末の安値から1000円以上も急伸した。東京原油は円高や株安局面でも強引に買い進まれる場面もあったが、株価の下げ幅拡大とそれによる円高で、強引な買いはやや後退した。しかし、買われ過ぎの値位置の修正には至らず。さて、目先は週明け発表される在庫統計に対する事前予想に注目。それに市場に相場に大きな影響を与えるとみられるのが、6日に米EIAが発表する月報である。前月同様、弱気な月報が示されることになれば、海外原油は大きく戻した分、急落必至とみる。14時前に内外の株価が一段安をみせ、海外原油も水準を切り下げたことで、原油先限はようやく3万9400円を下回ったが、強引に買い進まれた東京の割高な値位置の修正にはつながらず。
(東京貴金属)
5日の東京金は5営業日振りに上昇。金期先2月限は前週末比20円高の4494円、白金期先2月限は同7円高の3294円。
東京金は円高進行もあったが、ドル安・ユーロ高を好感したNY金の堅調地合いを好感して反発している。ドイツの週末の選挙の結果を受け、ドル安が一段と進行した。また、米国の鉄鋼とアルミに対する輸入制限を背景にした貿易摩擦の激化が懸念され、ドルベースの金の買い材料になっていた。ドル安や貿易摩擦のリスクを加味すれば、NY金の1330ドル台も期待されるが、株価の急落によるマインド悪化も警戒され、金の買いも意外に限られていた。金同様、白金も戻りをみせているが、株価の続落を警戒して戻りは限定的。
(東京ゴム)
5日の東京ゴムは上海高を好感。期先8月限は前週末比2.4円高の193.9円。
週末の上海ゴムの1万3000元回復を好感して、朝方から190円台を回復。9時前に薄商いの中、踏みを誘って195.9円まで急伸した。ただ、株価の軟調地合いと円高を嫌気して、195円台での買いは一時的。昼前に193円割れもみせたが、上海ゴムの堅調地合いから、昼以降、打診買いにまた買い直されたが、朝方の高値には至らず。市場では株価の不安定な動きも警戒され、高値での買いはかなり慎重だったといえる。ゴム市場でも米国による輸入制限の詳細待ちの商状で、商いは低調だった。タイ政府による価格支持政策の強化検討も支援材料に指摘されていたが、実勢悪に変わりなし。戻り売りが無難では。
(東京トウモロコシ) 
5日の東京トウモロコシはマチマチ。期先3月限は前週末比30円安の2万2740円。
週明け東京先限は2万2700円台で推移し、前週のシカゴ急伸に対する逆行安の修正安を演じていた。特に期央限月の戻りが支援材料に。再開したシカゴは軟調地合いだったが、売り材料にならず。週明け発表されるテキサスの作付進捗率が注目されるが、8日の需給報告への期待もあり、週明けの買い戻しにつながったと考えたい。
(東京米国産大豆)
5日の東京一般大豆は先限が急反落。期先2月限は前週末比440円安の4万8080円。
東京一般大豆は玉次第でマチマチ。前週末の大引けにかけて強引に買い進まれた先限は昼以降、大きく値を消すことに。それでも4万8000円台を維持した。需給報告前のシカゴの修正安も意識したい。

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