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東京石油市場は下落するものの、下げ渋りの印象

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京石油市場は下落するものの、下げ渋りの印象

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/02/22
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
22日の東京原油・石油製品は円高・海外原油安で下落も、下げ渋りが顕著。原油期先7月限は前日比80円安の4万0680円、ガソリン期先8月限は同190円安の5万5950円、灯油期先8月限は同120円安の5万5440円。
夜間取引の朝4時以降、米FOMC議事録を受けた後の米長期金利の波乱の展開にドル相場が振り回され、それに海外原油も敏感に反応することに。ドル安局面では海外原油が買い直され、東京原油は4万1000円台回復をみせたが、その後のドル高で海外原油は大きく水準を切り下げ、東京原油も上げ一服。しかし、夜間取引後に発表された米APIの強気の在庫統計を踏まえてWTI中心に下げ一服となったことで、朝方から東京原油は下げ渋りをみせていた。再開した海外原油は下押しし、日経平均株価やNYダウ先物が急落したものの、東京原油の下げ渋りは続いた。11時前にWTIは61ドルを割り込み、ストップロスの売りがヒットした。円高も同時進行していたが、東京は若干下げ幅を拡大しただけで、下げ渋りは相変わらずだった。米API統計で示された原油在庫の減少を期待して東京市場の買い方の買い辛抱も伺える。ただ、明らかに割高な値位置だけに、海外原油がさらに下落すれば、東京石油市場の反動安も避けられないとみる。14時にかけて日経平均株価の下げ幅縮小による円安に過剰反応をみせ、原油は4万0700円を試すまで戻りをみせた。ますます円高や海外原油の急落に反応薄の展開に。
(東京貴金属)
22日の東京金は円高・NY金急落のダブルパンチの下、続落。金期先12月限は前日比28円安の4562円、白金期先12月限は同30円安の3422円。
東京金は夜間で波乱の展開をみせた。特に米FOMC議事録が発表された朝4時以降で、発表後には円高進行も、NY金がドル安を背景にして急伸したため、東京金は4600円台を回復。しかし、5時前からドル高を嫌気してNY金が値崩れをみせ、1325ドル割れの場面では4580円を下回る波乱の展開となった。日中取引でも東京金の軟調地合いは続いた。10時台に円高が加速したが、日経平均株価が急落したため。東京金は4550円台まで急落。引けにかけてNY金の下げ幅縮小と円高一服のため、東京金は戻りをみせたが、夜間でも戻り売りスタンスは継続したい。
(東京ゴム)
22日の東京ゴムは期近高・期先安。期先7月限は前日比0.9円安の185.1円。
NYダウ急落を嫌気して、朝方から東京ゴムは軟調地合いを強いられた。本日から再開する上海ゴム市場に対する関心は薄れ、株価の動向に左右される展開をみせることに。10時に再開した上海ゴムは小幅高で始まったが、その後下落している。海外市場の株安や非鉄の急落が売り材料になったとみる。上海安を受け、一時、184円割れをみせたが、株価の下げ幅縮小もあり、昼前に185円台を回復した。明日は当限納会、週明けの新甫発会を見極めてからの仕掛けが無難。
(東京トウモロコシ) 
22日の東京トウモロコシは円高やシカゴ安でも強引に買われる。期先3月限は前日比70円高の2万2780円。
日経平均株価の急落によって円高が急ピッチに進行。再開したシカゴコーンも下落したものの、東京トウモロコシは逆行高をみせた。円高が加速した10時台に特に買い進まれ、先限は2万2800円を示現。さすがに弱材料を無視した展開に対する警戒もあり、昼前に上げ一服。さて、今夜、米農業年次フォーラムが開催される。まず、米農務省の主席エコノミストによる基調講演が予定され、ここで示される2018年度の米国コーンの作付面積予想などが注目されるが、シカゴ市場がこれに反応するかどうかは不透明。
(東京米国産大豆)
22日の東京一般大豆はマチマチ。期先2月限は前日比10円高の4万8010円。
玉次第でマチマチ。シカゴ連騰や円安にも反応薄で、一層、仕掛けが見送られる展開に。今夜、2018年度の米国大豆の作付面積が発表されるが、弱い内容が指摘されるとみられる。それにシカゴが反応するかどうか注視。

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