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東京白金・パラジウムは急落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京白金・パラジウムは急落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/03/25
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
25日の東京原油・石油製品は海外原油の急落と円高のダブルパンチを浴びて大幅続落。原油期先8月限は前週末比1230円安の4万4220円、ガソリン期先9月限は同1440円安の5万5360円、灯油期先9月限は同1300円安の6万0230円。
東京石油市場は全面的に続急落を強いられた。円高に加えて、週末の海外原油の大幅安を受けて、原油は夜間取引で4万4000円割れもみせた。朝方は打診買いもみられ、4万4400円台まで一時、切り返したが、その後の日経平均株価の急落で円高が進行し、海外原油もNYダウ先物の急落を嫌気して大きく売られたため、東京原油は改めて4万4000円を割り込んだ。週明けの弱材料を踏まえると、夜間取引の安値を大きく更新しても不思議ではなかっただけに、東京石油市場の下げ渋りが目立っていたといえる。世界的な景気減速懸念に英国のEU離脱を巡る先行き不透明を踏まえると、海外原油の一段の急落と円高がさらに進むとみられ、当面、売り有利の展開は否めない。14時を前にして円安と海外原油の下げ幅縮小もあり、東京原油は4万4200円台まで戻した。

(東京貴金属)
25日の東京金は円高を嫌気して続落。金期先2月限は前週末比14円安の4640円、白金期先2月限は同73円安の2993円。
東京貴金属は総じて急落し、白金・パラジウムの急落が目立っていた。パラジウムは200円以上も急落するなど、大幅安ながら、それまでの一本調子の急騰に対する調整安とみられる。白金は欧州の経済指標の悪化が確認され、それによって需要後退が早まるとの観測から急落しており、パラジウムの調整安と異なる下落といえる。東京白金が再び戻り売りスタンスが無難。東京金も下落しているが、株安に対するヘッジでNY金が買い進まれているため、下げは限定的。13時台に入ってNY金の上伸と円安が重なり、東京金は4640円台に水準を切り上げ、下げ幅縮小へ。東京白金も大きく戻している。

(東京ゴム)
25日の東京ゴムは期先中心に続落。RSS期先8月限は前週末比5.9円安の183.9円、TSR期先8月限は同4.2円安の164.3円。
東京ゴムは週明け早々から投げが殺到し、RSS先限は183.8円の安値を示現。投げ一巡から196.2円まで戻りをみせたが、株価の急落を嫌気してまた売り直され、昼前に朝方の安値を更新した。その後、何度か自律反発をみせるものの、新規買いにつばがらず。明日発会する新甫9月限が売りヘッジを浴びる可能性も。

(東京トウモロコシ) 
25日の東京トウモロコシは円高を無視して下げ渋りをみせた。期先3月限は前週末比30円高の2万4490円。
週末の夜間取引では急ピッチの円高とシカゴの期待外れの上昇もあり、東京は値崩れを強いられた。週明けは朝方上伸したものの、一段の円高を嫌気して売り直された。再開したシカゴコーンの小幅続伸もあり、2万4300円台前半まで値崩れしたが、やや強引に東京は買い直され、2万4400円台回復へ。円高を売り材料としていない分、下げ渋りは否めない。昼過ぎにプラス圏となる2万4480円まで買い直され、朝方の戻り高値を更新した。13時過ぎに買われ過ぎに対する反動もあり、2万4300円台半ばまで売られたが、早々に2万4400円台を回復し、買われ過ぎに変わりなし。

(東京米国産大豆)
25日の東京一般大豆は変わらず。期先2月限は前週末と同じ4万9000円。
週末のシカゴ大豆の急落や円高にも東京は全くの動意薄。先限に加えて、期先限月でも気配値の付かない限月がみられるように、空洞化が一層深刻化している。

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