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東京白金は連日の下落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京白金は連日の下落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/09/12
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
12日の東京原油・石油製品は反発。原油期先2月限は前日比280円高の3万5530円、ガソリン期先3月限は同260円高の4万9820円、灯油期先3月限は同240円高の4万9850円。
円安進行とWTI期近10月限の48ドル台回復を材料にして、東京石油市場は夜間取引から反発していた。夜間では深押しもあったが、押し目待ちのスタンスだったため、好都合の下押しだった。日中取引の東京市場は相変わらずのボックス圏の動きで、株価の大幅続伸もあり、強引な買いも目立っていた。しかし、海外原油の軟化もあり、上値も重かった。さて、日本時間深夜1時過ぎに米EIAが月報を発表する予定。米国原油の増産傾向の鈍化が示される可能性もあり、注視したい。
(東京貴金属)
12日の東京金は売り買いが交錯する中、小しっかり。金期先8月限は前日比1円高の4647円、白金期先8月限は同20円安の3474円。
東京金は売り買いを交錯していたが、日中取引時間帯に安値を更新した。国連安保理で決議された追加制裁案は大幅に後退した内容で、地政学リスクの後退からNY金の1330ドル割れをもたらしていた。NYダウや日経平均株価の急伸、そしてドル高も売り材料に。東京白金は連日の下落となっているが、世界的にディーゼル車の販売撤退・縮小の動きが加速しており、自動車用触媒としての白金の需要の後退も予想以上に進行するとみられ、追随高で大きく買い進まれた白金の下げはこれからといえる。株式市場では燃料電池関連株価の急伸が続いているが、対照的に白金は先安懸念が強まっている。かつて、燃料電池の触媒として白金も利用されたが、高額なため、現在は白金を使用しない技術が進行している。このため、当面、白金にとっては厳しい環境が続きそうだ。
(東京ゴム)
12日の東京ゴムは上伸も、上げ幅縮小。期先2月限は前日比2.4円高の228.8円。
円安進行と時間外の上海ゴム反発を好感して東京ゴムは朝方から上伸し、230円台を回復した。230.8円まで上伸したが、市場に影響を与える非鉄がまた値を消したことを嫌気して、上げ一服。上海ゴムも一時、マイナス圏に値を消したため、先限で226.6円まで下落したが、夜間の安値更新にはならず。その後は228円を挟む一進一退の展開に。14時台に228円台後半まで買い進まれたが、229円が壁に。非鉄の軟調地合いに注目して、短期的には売りが無難では。
(東京トウモロコシ) 
12日の東京トウモロコシは米農務省発表待ちで、ボックス圏の動きを強いられた。期先9月限は前日比10円高の2万0990円。
シカゴ小幅続伸と一段の円安を好感して、夜間取引から東京トウモロコシは上伸へ。ただ、それまでの弱材料を無視した下げ渋りの影響で、かなり割高な値位置を形成しているとみられ、日中取引では上値の重い展開をみせた。再開したシカゴの反落も売り材料に。さて、日本時間深夜1時に米農務省の生産高予想と需給報告が発表される。米国の生産高や期末在庫は下方修正が期待されているが、供給過剰の需給バランスに変わりないとみられるため、夜間での上伸あれば、売り場とみる。かなり割高な値位置の修正安は発表後とみる。
(東京米国産大豆)
12日の東京一般大豆は超閑散。期先8月限は前日比70円安の4万6300円。
日中取引に入っても東京一般大豆の仕掛けは見送られた。米農務省の発表待ちというよりも、流動性の欠如が嫌気されている模様。米農務省の発表で米国の大豊作が改めて確認されることになるだろう。売りスタンスで発表待ち。

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