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東京白金は大幅続落、NY市場の整理商いが重石に

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京白金は大幅続落、NY市場の整理商いが重石に

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/05/23
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
23日の東京原油・石油製品は弱気な米EIAの在庫統計を嫌気して大幅続落。原油期先10月限は前日比1170円安の4万4660円、ガソリン期先11月限は同1340円安の5万5490円、灯油期先11月限は同1310円安の6万1530円。
弱気な米EIAの在庫統計を嫌気して海外原油は急落し、東京原油はそれに追随して大幅続落となった。朝方は4万5000円台を回復するなど、打診買いもみられたが、海外原油がさらに下落したこと、日経平均株価の急落もあり、改めて4万5000円を下回った。WTIも10時半過ぎに61ドルを割り込み、東京原油は下げ幅拡大へ。ここまで下げ渋りをみせていた東京ガソリンや灯油の下げが目立っていたが、下げ渋りの修正安はまだこれからとみる。昼前にWTIは61ドル台を回復したが、東京の値ごろ買いの要因にならず。海外原油の一段安を想定して、東京原油は目先、売り有利とみる。14時半以降、WTIはストップロスの売りがヒットして下げ幅を拡大したため、東京原油は安値更新を演じた。

(東京貴金属)
23日の東京金は反落し、白金は大幅続落。金期先4月限は前日比3円安の4509円、白金期先4月限は同39円安の2849円。
前日は円安で東京金は戻りをみせたが、本日は円高が東京金の売り材料に。金以上に白金が急落しており、NY白金の値崩れが重石になり、日中取引で下げ幅を大きくした。NY白金は10時前に800ドルを下回ったが、下げの本番はこれからで、まだまだ売り有利は否めない。東京金はNY金の軟調地合いと円高の影響で、下げ幅を拡大し、4500円割れも夜間では警戒すべきとみる。NY金期近6月限の整理商いはまだ続くとみて、東京金の買いはまだ禁物で、白金はまだまだ売りで対処。

(東京ゴム)
23日の東京ゴムはマチマチ。RSS期先10月限は前日比0.7円安の190.8円、TSR期先11月限は同0.9円安の162.6円。
夜間取引でRSSは自律反発ながら、時間外の上海ゴム急落もあり、朝方から値を消した。RSS先限の190円割れは10時半過ぎながら、株安・円高、再開した上海ゴムの急落にもイマイチ反応薄だった。期近から期央限月の下げ渋りが影響して、期先限月での新規売りや買い玉の手仕舞い売りが見送られ、下げ渋りにつながったようだ。昼前には朝方の水準まで戻しており、上海ゴムの急落は売り材料になり切れず。

(東京トウモロコシ)
23日の東京トウモロコシはシカゴ続伸を無視して、強引に売られる。期先5月限は前日比230円安の2万3950円。
夜間取引ではシカゴコーンの調整安に過剰反応をみせ、半値押し近くまで一時急落した。その後、シカゴコーンは買い直され、新穀限月中心に続伸したが、東京はサッパリ反応せず。今週に入ってシカゴ急伸や円安を無視して上げ渋っていたが、その上値の重さが露呈したともいえるが、この上げ渋りで、東京の値位置はかなり割安になっている。再開したシカゴコーンの上伸もあり、9時半過ぎに2万4000円台を回復したが、買いの勢いは続かず。2万4050円まで戻したもの、その後の円高や他市場の値崩れを嫌気してシカゴコーンが売られたこともあり、改めて2万4000円を割り込んだ。結局、シカゴ続伸を無視した下げに変わりないが、米コーンベルトの天気予報をふまえると、東京トウモロコシはかなりの売られ過ぎ。

(東京米国産大豆)
23日の東京一般大豆は変わらず。期先4月限は前日と同じ4万9000円。
東京トウモロコシは夜間取引から波乱の展開をみせたが、一般大豆は蚊帳の外に置かれたままで、気配値の縮小もみられず。

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