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東京原油・石油製品は続落も、強引な買いに下げ渋りをみせた

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京原油・石油製品は続落も、強引な買いに下げ渋りをみせた

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/10/19
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
19日の東京原油・石油製品は続落も、強引な買いに下げ渋りをみせた。原油期先3月限は前日比270円安の5万3390円、ガソリン期先4月限は同450円安の6万7730円、灯油期先4月限は同460円安の6万9640円。
海外原油は米国の原油在庫の増加傾向を嫌気して一段と急落している。円高進行もあり、東京原油は夜間取引で5万3000円を下回るなど、続落した。ただし、東京の下げ渋りは相変わらずで、若干の円安や海外原油の自律反発に過剰反応をみせ、10時台に5万3400円台を回復。11時に発表された7-9月期の中国のGDPは弱気な内容だったこともあり、強引な買いは後退し、朝方の値位置に逆戻りする場面もみられた。海外原油の下値追いの展開に変わりないだけに、夜間では5万2000円台に値を崩すとみる。

(東京貴金属)
19日の東京金はNY金の出直りを好感して続伸。金期先8月限は前日比28円高の4430円、白金期先8月限は同12円高の2996円。
NY株式市場の急落を好感してNY金はリスク回避で買い進まれ、東京金は続伸へ。日中取引では円安とNY金の1230ドル台回復を好感して夜間の高値更新もみられた。NY金は1230ドルを挟む動きが予想されるが、米国による為替条項の制約を受けないとの解釈もあり、円高が一服。その分、4400円台を維持している。ただ、米長期金利の上昇リスクからいずれNY金は急落するとみて、東京金の売りスタンスは維持したい。白金は株安から値を消しているが、3000円台では売り上がたい。

(東京ゴム)
19日の東京ゴムはポジション調整の動きとなった。RSS期先3月限は前日比1.0円高の166.8円、TSR期先4月限は同0.5円高の149.7円。
東京ゴムは前日の急落に対するポジション調整からマチマチで推移していた。円高やNY株式市場の急落もあり、一段安も予想されたが、朝方から下げ渋りをみせていた。11時に発表された7-9月期の中国のGDPは弱い内容だった。それを受けて、値崩れしたものの、前日すでに急落したため、売りは続かず。それでも、来週25日の当限納会、26日の新甫発会でのサヤ滑りを期待して。売り方有利の展開に変わりないとみる。売りスタンスで週末を迎えたい。

(東京トウモロコシ)
19日の東京トウモロコシはシカゴ続落に反応イマイチで、下げ渋りをみせた。期先11月限は前日比60円安の2万4840円。
シカゴコーンは一段と下落し、再開しても下げを継続している。かなり弱気な輸出成約に加えて、エタノール需要の後退から需要不振が深刻化している。また、米コーンベルトの晴天を背景にして、収穫が急ピッチに進展するとみられ、シカゴコーンは下げるべくして下落している。東京トウモロコシはシカゴ安・円高を受けて下落しているが、前日同様、下げ渋りをみせている。前日の下げ渋りの反動から2万4600円を試す下げでもおかしくはない。シカゴの先安懸念が強いだけに、週明けの反動安を想定して、売りスタンス維持へ。

(東京米国産大豆)
19日の東京一般大豆は動意薄。期先10月限は前日比10円高の4万5202円。
バイカイのみの取引が続いている。シカゴ大豆は低調な輸出需要と収穫進展から急落しているものの、新甫発会したばかりの先限は発会翌日に急落したため、結果的にシカゴ急落を先取りしているため、4万5000円は維持することに。

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