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東京原油・石油製品は海外原油急落と円高のダブルパンチに大幅続落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京原油・石油製品は海外原油急落と円高のダブルパンチに大幅続落

  • 2019/11/01
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
1日の東京原油・石油製品は海外原油急落と円高のダブルパンチに大幅続落。原油期先3月限は前日比770円安の3万7010円、ガソリン期先5月限は同970円安の5万0990円、灯油期先5月限は同740円安の5万3710円。
中国の弱気な製造業PMIと米中の包括合意に対する懐疑的な声を嫌気して海外原油が急落し、円高も急ピッチに進行したため、東京原油は大幅続落を演じた。予想通り、期先3月限は3万7000円を割り込む下げをみせた。新甫4月限が発会したが、これまで同様、下ザヤで発会している。さて、東京原油は海外市場の出直りの動きに過剰反応する格好で朝方から下げ幅を縮小する動きをみせた。10時45分に財新が発表した製造業PMIが強い内容となったものの、その前にすでに東京は買い進まれた経緯もあり、東京原油の上げ一服。今夜発表される米ISM製造業景況感指数により注目。米国の石油需要を占う上で需要なため。新規仕掛けは連休明けが無難だが、海外チャートはかなり良くない。

(東京貴金属)
1日の東京金はリスク回避の買いが再燃し続伸。金期先10月限は前日比9円高の5229円、白金期先10月限は同12円安の3240円、パラジウム期先10月限は同68円安の5932円。
米中の包括合意に対する懐疑的な声もあり、NY金が改めてリスク回避の受け皿として買い進まれ、急伸し、東京金の続伸をもたらした。ただ、日中取引では米雇用統計を控えて、NY金と円相場が膠着したため、東京金は極めて狭いレンジで推移していた。10時45分に財新による10月の製造業PMIが発表され、強い内容だった。これを受け、NY金が値崩れをみせたため、東京金は下げ幅縮小へ。さて、今夜、米雇用統計が発表されるが、その後発表される米ISM製造業景況感指数の見逃せない。ただ、11月のNY期近12月限の整理商いを考慮すれば、下振れも11月は警戒しておきたいが。パラジウムは利食い売りに反落も、5900円台を維持している。

(東京ゴム)
1日の東京ゴムは上海安と外部環境悪化を嫌気して反落。RSS期先4月限は前日比2.4円安の172.1円。
夜間取引から下落していたが、時間外の上海ゴム安、さらにNYダウ安と円高など、外部要因の悪化も影響し、日中取引での一段安も予想された。実際、朝方は一段と下げ幅を拡大し、172円台に値を沈めた。10時台に171円台に値を消したが、強い内容の財新の発表を受け、上海株価が買い直されたこともあり、東京ゴムも昼以降、下げ一服。朝方の値位置で推移している。それでも、上海ゴムは1万2000元で高値示現とみる。

(東京トウモロコシ)
1日の東京トウモロコシは続落。期先11月限は前日比290円安の2万3860円。
シカゴは小反落ながら、急ピッチの円高を売り材料にして東京トウモロコシは続落している。前日、シカゴ急伸を無視して売られたことを踏まえると、売られ過ぎながら、3連休を前にして買い方不在が影響しており、一段安も仕方ないといえる。再開したシカゴ安を嫌気した投げが膨らみ、9時過ぎに下げ幅を拡大した。連休中に発表されるとみられるFCストーンの生産高事前予想も弱い内容が想定されており、東京の下げ幅拡大に寄与したとみる。

(東京米国産大豆)
1日の東京一般大豆は値付かず。
11月に入ったが、東京市場は全くの動意薄。さて、シカゴ期近11月限は第一回受け渡し通知日を迎えたため、取引中心限月は1月限に移行したが、そのサヤ滑りを警戒へ。

 

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