株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

東京原油・石油製品は海外原油の急反発で全面高

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • TOCOMスクエア
  • リモートサービス
商品市場情報

東京原油・石油製品は海外原油の急反発で全面高

  • 2020/06/30
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
30日の東京原油・石油製品は海外原油の急反発で全面高。東京原油期先11月限は前日比1290円高の2万7770円、東京ガソリン期先12月限は同1750円高の3万8750円、東京灯油期先12月限は同1380円高の4万1120円。
欧米の経済指標の改善から株式市場が上昇し前日の海外原油は急反発しWTIの8月限は39.89ドルまで上昇する動きを見せた。東京原油・石油製品の夜間立会は前日と真逆の全面高となり東京原油の期先は一時2万8020円まで急上昇した。日中立会は朝方からWTIが反落の動きとなり東京原油は寄付きから上げ幅を縮小する動きとなった。10時前にWTIが39.30ドル割れの動きになると東京原油は2万7560円まで下がったが、日経平均株価の上昇や為替の円安の動きもあって10時過ぎから東京原油は買われる動きになり12時には2万7890円まで上がった。昼過ぎから日経平均株価の上昇が一服する動きになると東京原油の上げも止まり2万7700円付近で推移した。本日のWTIは反落する動きとなったがNYダウ先物が堅調地合いの動きを見せ下げも限定的となっている。今晩も海外原油は株式市場の動き次第となってくる。東京原油も日中は日経平均の上昇に引っ張られ上昇する動きとなっており、海外原油と同様の株式市場の動きに翻弄される展開が続くと見たい。

(東京貴金属)
30日の東京金は上場来高値を更新。東京金期先4月限は前日比30円高の6142円、白金期先4月限は同38円高の2818円、パラジウム期先4月限は同17円高の6537円。
前日のNY金は1790ドルまで上昇したが米国の取引時間帯ではNYダウが上昇しNY金は高値から崩れる動きを見せるも清算値ベースでは1780ドル台を維持した。東京金の夜間立会はNY金の高値圏での推移と為替の円安の進行で期先は6145円まで上昇し上場来高値を更新する動きとなったが、その後はNY金の値崩れもあって東京金は上げ幅を縮小した。日中立会ではNY金が朝方から続伸の動きを見せ寄付前に1785.8ドルまで上がると東京金は6136円まで上がった。しかし9時過ぎになるとNY金はは上げ幅を縮小する動きになり東京金も徐々に水準を切り下げ6125円まで下がった。その後はNY金は1780ドル台を維持した動きが続く中、日経平均の上昇による為替の円安もあって12時過ぎに東京金は6142円まで昇した。15時過ぎにはNY金が1785ドル付近まで買われる動きを見せ東京金は6144円まで上昇し日中高値を更新した。日中のNY金はNYダウ先物が続伸する動きとなったが、崩れることなく堅調地合いを維持した動きとなっている。新型コロナウイルスのリスクと株高に対してのリスクも高まっておりNY金の強調地合いは今後も続くと見たい。東京金は本日6145円まで上がり上場来高値更新の動きとなったが、再び6145円を超える動きになると想定したい。白金はNY白金が831.9ドルまで上昇するなど続伸の動きとなり夜間の東京白金は上昇し期先は2815円まで上がった。日中はNY白金が朝方から続伸し東京白金は上げ幅を拡大し14時過ぎに2832円の高値更新の動きとなった。NY白金は株高もあって830ドル台を維持する動きを見せ、チャートは先日の800ドル付近から出直りの動きとなっている。まだ上昇の余地も考えられ目先は850ドルまでの戻りも想定したい。東京白金も前日の安値から100円以上の戻りを見せており2850円付近まで試す動きになると見たい。

(東京ゴム)
30日の東京ゴムの期先は小幅反発。期先12月限は前日比0.5円高の154.5円。
間立会で東京ゴムの期先は一時153.4円まで下がるなど小幅続落の動きとなった。日中立会はNYダウの急反発の動きもあって東京ゴムは寄付きでプラス圏となり154.9円まで上がったが、その後は再び売れれる動きになり9時半過ぎには153.6円まで下がった。しかし10時前になると買われる動きを見せ日経平均株価が上昇し、為替も円安に進むと東京ゴムはジリ高の動きになり14時過ぎに155.9円まで上昇した。高値をつけてからは上げ幅を縮小する動きを見せ15時過ぎには155円を割れる動きとなった。日中は株高の動きで東京ゴムは155円を一時回復する動きとなったが、ゴム独自の材料で上昇した訳ではなくあくまで株高での上昇となっている。株式市場は上昇の動きとなっているが、新型コロナウイルスが拡大している状況となっており今後、株式市場の不安定な動きを想定したい。東京ゴムは株価の動き次第となっているが150円台のレンジの動きは変わらずと見たい。

(東京トウモロコシ)
30日の東京トウモロコシは急反発し期先は一時2万2800円まで上昇。7月限は前日比480円安の2万2790円。
前日のシカゴコーンが急反発の動きとなり東京トウモロコシの夜間立会で期先は2万2680円まで急伸する動きとなった。日中立会は為替の円安の動きもあって東京トウモロコシは2万2800円まで高値更新の動きとなった。再開したシカゴコーンは反落する動きとなったが、前日に大幅に上がっているだけに東京トウモロコシの反応は薄かった。高値をつけてから一時2万2700円まで下げ幅を縮小する動きとなったが、その後は2万2700円台で推移した。今晩は作付け面積の発表があり、事前予想では作付け面積は3月の意向面積から減少との見方となっている。ただ面積が減少しても作柄が良好なだけに豊作懸念で売られる可能性も想定したい。まずは作付け面積の発表後のシカゴの動向を見極めたい。

一覧へ戻る

ピックアップコンテンツ

  • Fujitomi market news
  • 個別WEBセミナー
  • リモートサービス