株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

東京原油・石油製品は海外原油の大幅安を映して急落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • TOCOMスクエア
  • リモートサービス
商品市場情報

東京原油・石油製品は海外原油の大幅安を映して急落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/11/09
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
9日の東京原油・石油製品は海外原油の大幅安を映して急落。原油期先4月限は前日比480円安の4万9330円、ガソリン期先5月限は同890円安の6万0950円、灯油期先5月限は同150円安の6万5990円。
東京原油・石油製品は急落し、特にガソリンの下げが目立っていた。原油は相変わらずの下げ渋りをみせ、指標であるブレントの急落を考慮すれば、円安でも原油の4万9000円割れでもおかしくはなかったといえる。海外原油の一段安に合わせて昼前に4万9100円まで下落したが、大台割れとはならず。米国、ロシア、そしてサウジの主要国の増産拡大が想定される中、WTIの60ドル、ブレントの70ドル割れも時間の問題とみる。東京原油の下げ渋りの反動安は夜間取引以降に。前日下落していたガソリンは急落しており、灯油とのいびつなサヤ関係を形成しているが、ガソリンの大幅続落は原油の重石になり切れず。

(東京貴金属)
9日の東京金は下落し、白金は急反落。金期先10月限は前日比9円安の4447円、白金期先10月限は同50円安の3122円。
東京金はドル高を嫌気してNY金が一段と下落し、円安にブレーキがかかったこともあり、日中取引では下げを強いられた。金以上に白金の下げが目立っているが、NY白金が急落しているため。パラジウムの地合い悪化を嫌気しているフシも伺える。このため、白金はこれまでの押し目買いから戻り売りにスタンスを転じるべきでは。3200円は遠のき、3100円割れが視野に入ったとみる。NY金の1220ドル割れも時間の問題とみられ、東京金は取引レンジ切り下げに。昼過ぎにNY金は1220ドル割れを果たしたが、通過点とみる。

(東京ゴム)
9日の東京ゴムは買い戻しに上伸。RSS期先4月限は前日比1.6円高の161.0円、TSR期先5月限は前日と同じ146.1円。
RSSは期先にかけてストップロスの買いがヒットして、瞬間的に急伸する場面もみせた。週末要因のポジションが影響したとみるが、瞬間的に162.5円の高値示現後、161円を挟む動きで膠着してしまった。ゴムの実勢悪に変わりないだけに、売り場提供になっただけとみる。週明けも売り上がりたい。

(東京トウモロコシ) 
9日の東京トウモロコシは円安とシカゴ高を好感して上伸。期先11月限は前日比120円高の2万5160円。
米農務省の生産高予想・需給報告は強い内容だったが、シカゴ大豆の値動きにシカゴコーンは翻弄され、夜間取引の東京トウモロコシも波乱の展開を強いられた。ただ、シカゴコーンの出直りから2万5000円割れは買い場提供に。日中取引では円安にブレーキがかかっていること、人気低迷が影響して、上げ一服。物足りない上昇といえるが、再開したシカゴ大豆の下落を警戒して買い手控えも仕方ない。シカゴ大豆の動きから目が離せず、臨機応変に。

(東京米国産大豆)
9日の東京一般大豆は変わらず。期先10月限は前日と同じ4万4600円。
シカゴ大豆は乱高下をみせたが、東京はサッパリ。引き続き、気配値がかなり乖離しており、打診的な仕掛けも期待薄。当面、バイカイのみの取引を強いられるだろう。

一覧へ戻る

ピックアップコンテンツ

  •  
  • リモートサービス