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東京原油・石油製品は海外原油の値崩れに反応薄で、下げ渋りをみせる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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商品市場情報

東京原油・石油製品は海外原油の値崩れに反応薄で、下げ渋りをみせる

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/04/20
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
20日の東京原油・石油製品は海外原油の値崩れに反応薄で、下げ渋りをみせる。原油期先9月限は前日比20円安の4万5570円、ガソリン期先10月限は同250円安の6万0300円、灯油期先10月限は同340円安の6万1760円。
WTI期近6月限は夜間取引序盤に69.55ドルを示現し、東京原油の4万6000円を示現した。しかし、WTIはその後、大きく値を消し、68.00ドルちょうどまで売られたため、東京原油も4万6000円から大きく値を消した。前日の大引け時点とWTIを比較すると、50セント以上も急落したが、東京原油は下げ渋りをみせていた。原油の先高期待を背景にしているが、海外原油の値崩れを素直に反映すれば、4万5000円を試す展開でもおかしくはなかったとみる。ところで、10時半以降、円安が進行し、それまで軟調地合いをみせていたWTIも切り返したことで原油は大きく買い直され、4万5700円台に上伸した。その後、円安が一服し、WTIも軟化したが、東京の下げ渋りは相変わらず。

(東京貴金属)
20日の東京金はNY金の値崩れを嫌気して反落。金期先2月限は前日比24円安の4634円、白金期先2月限は同37円安の3253円。
東京金は反落し、高値から40円以上も値を消す場面もみせた。NY金が値崩れしたためで、前日までのけん引役だった非鉄や原油、パラジウムなどが値崩れをみせたことで、インフレヘッジの買いが後退したためである。東京金は朝方、4630円割れをみせたが、その後、円安進行を好感して下げ幅を縮小へ。ドル高局面でNY金は1344ドル割れもみせたが、その後のNY金の下げ一服と円安が重なり、11時前に4640円を示現した。東京白金も反落し、朝方は夜間の安値更新をみせたが、円安に乗じて下げ幅を縮小している。

(東京ゴム)
20日の東京ゴムは夜間で190円台示現も、その後、大きく値を消す。期先9月限は前日比変わらずの187.1円。
夜間取引に期先は190円台に乗せたが、海外原油の強調地合いを好感したためとみる。その後の海外原油は値を崩したこともあり、再開後の日中取引では190円には抵抗をみせていた。10時に入って上値の重さを嫌気して期先中心に値崩れをみせ、マイナス圏に値を崩した。187.0円を下回る場面もあったが、夜間の安値更新には至らず。弱気筋も海外原油の先高期待から新規売りの手控えもみられ、来週もまた190円を試すとみたい。

(東京トウモロコシ)
20日の東京トウモロコシはシカゴ安に反応せず、下げ渋りを演じる。期先3月限は前日比30円安の2万4560円。
シカゴは小反落し、再開後のシカゴも続落している。前日、それまでのシカゴ急落がなかったように、かなり強引に買い進まれた東京だったが、その反動安も期待された。しかし、実際には弱材料に反応せず、下げ渋りをみせていた。一層、東京は割高な値位置を形成することに。米コーンベルトの天候回復が予想されるだけに、東京の買い辛抱は解せない。新穀限月のサヤを買う動きとも考えられるが、いまさらの話である。いずれにせよ、下げ渋りは米コーンベルトの天候を踏まえると、売り場提供とみる。

(東京米国産大豆)
20日の東京一般大豆は超閑散。期先2月限は前日比100円高の4万9100円。
薄商いの取引の変わりないが、夜間取引で示現した小幅高を継続した。シカゴ安に動意薄の展開を続けているが、いずれ反動安を強いられるとみるが、新規仕掛けはGW明けに。

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