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東京原油・石油製品は急ピッチの円安を好感して続伸

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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商品市場情報

東京原油・石油製品は急ピッチの円安を好感して続伸

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/09/13
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
13日の東京原油・石油製品は急ピッチの円安を好感して続伸。原油期先2月限は前日比350円高の3万5880円、ガソリン期先3月限は同300円高の5万0120円、灯油期先3月限は同510円高の5万0360円。
海外原油の続伸は前日の上伸で織り込み済みだったとみるべきで、東京石油市場の夜間の続伸は一段の円安が寄与したといえる。その結果、夜間で原油先限は3万6000円を越える場面もみせた。日中取引ではWTIやブレントの上昇一服や円安に対する警戒もあり、上げ幅縮小へ。それでも東京市場での強引な買い支えによるボックス圏の動きは相変わらず。日中取引の緩慢な値動きは今後とも強いられそうだ。ところで、不需要期である灯油3月限のサヤが買われ、ガソリン3月限のサヤが売られる展開に。過去、経験したことがないサヤ関係だが、いずれ需要期限月のガソリン3月限のサヤが買われるだろう。
(東京貴金属)
13日の東京金は円安とNY金の切り返しを好感して大幅高となった。金期先8月限は前日比46円高の4693円、白金期先8月限は同7円高の3481円。
東京金は夜間で急伸を演じた。円安とNY金の戻りが重なり、4699円の高値を示現するなど、前日の安値から50円以上も切り返した。円安・ドル高が一段と急ピッチに進行したこと、NYダウ続伸を好感してNYパラジウムが急騰したため、NY金の戻りを催促したようだ。さて、東京金は朝方から4700円台を回復する動きをみせたが、4700円を越えた値動きは一時的にとどまった。その後、東京金は4690円で推移することに。明日発表される米CPIが注目される。白金も反発したものの、実勢悪から戻りも限定的。
(東京ゴム)
13日の東京ゴムは上海続伸と円安を好感して一段高。期先2月限は前日比2.2円高の231.0円。
急ピッチの円安と時間外の上海ゴム高を好感して、東京ゴムは朝方から230円台回復していた。その後も一段と買い進まれたが、上海ゴムの1万7000元台回復も支援材料になったとみる。ただ、ゴム市場への関心はイマイチで、230円台での積極買いもイマイチで、上げ渋ったといえる。生産国会合が開かれているが、何らかの価格支持策を期待しての思惑買いに支えられたフシも窺える。

(東京トウモロコシ)
13日の東京トウモロコシはかなり弱気な米農務省発表でも下げず。期先9月限は前日比10円安の2万0980円。
日本時間深夜1時に米農務省が発表した生産高予想は極めて弱い内容となり、シカゴコーンは失望売りに一時10セント以上も急落し、東京先限も2万0800円の安値を示現。ただ、引けにかけてシカゴ小麦が急伸したこと、円安進行から東京も下げ一服の動きをみせた。日中取引では円安傾向と再開したシカゴの戻りを好感して一段と下げ幅を縮小している。夜間での急落はなかったような戻りで、結果的に割高な東京の修正安の動きがみられず。再開したシカゴの戻りは一時的で、その後下落したが、東京の下げ渋りは相変わらず。
(東京米国産大豆)
13日の東京一般大豆は下落。期先8月限は前日比300円安の4万6000円。
シカゴ大豆は弱気な米農務省の生産高予想と需給報告を受けて続落している。円安がさらに進行しているが、シカゴ安を嫌気して朝方の東京は下落した。ただ、再開後のシカゴの戻りもあり、下げは期待されたほどではなかった。アジア時間帯のシカゴ大豆の動きはダマシも多く、大豊作を改めて確認したことで、売りスタンスが無難。

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