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東京原油・石油製品は大幅続落も、日中取引では下げ幅縮小

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京原油・石油製品は大幅続落も、日中取引では下げ幅縮小

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/05/24
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
24日の東京原油・石油製品は大幅続落も、日中取引では下げ幅縮小。原油期先10月限は前日比1790円安の4万2870円、ガソリン期先11月限は同2270円安の5万3220円、灯油期先11月限は同2170円安の5万9360円。
米国の原油供給過剰懸念が高まる中、米中の貿易リスクの拡大を警戒した投資マインドの悪化からNY株式が急落し、海外石油市場も急落した。ストップロスの売りがヒットして、WTI期近7月限は一代足で3月以来の安値を示現するなど、57ドル台前半まで一時大きく売られた。再開したWTIはNYダウ先物の戻りをキッカケにして買い直され、58ドル台半ばまで切り返したこともあり、東京原油の4万3000円台回復もみせた。大幅安を演じたため、週明けの米メモリアルデーでの休場を前にしてのNY市場のポジション調整高も期待される。その一方で、米国の原油在庫の増加傾向に変わりなく、戻りは限られると考えたい。休場明けのNY市場の動向に注目。

(東京貴金属)
24日の東京金は小反発も、白金は続落。金期先4月限は前日比5円高の4514円、白金期先4月限は同15円安の2834円。
株価急落の中、安全資産としてNY金が買い進まれ、1280ドル台に上伸。円高が進行したが、NY金の上伸を好感して東京金は小反発。白金は円高を嫌気して続落し、2800円まであとわずか。NY白金は800ドルを挟む水準で取引されているが、目先の底入れも伺える。ただ、戻りをみせても、自律反発にとどまり、東京白金の売りスタンスはそのままで、現在は戻り待ちとみる。さて、週明けのNY貴金属市場はメモリアルデーで休場となるが、電子取引は時間短縮で実施される予定。

(東京ゴム)
24日の東京ゴムは上海ゴム続落に反応せず、小反発。RSS期先10月限は前日比1.0円高の191.8円、TSR期先11月限は同0.9円安の161.7円。
上海ゴムの一段安を嫌気して、RSSは朝方から売り込まれたが、下げは長続きせず。週明けの当限納会を控えて、逆ザヤ相場のサヤ出世かたがた、買い戻しに期先も上伸している。株価急落も売り材料になり切れず、RSSは独自の相場つきを継続している。まずは、週明けの納会とその後の新甫発会に注目。

(東京トウモロコシ)
24日の東京トウモロコシはシカゴ反落と円高の中マチマチ。期先5月限は前日比20円高の2万3970円。
シカゴコーンは9営業日振りに下落したが、金融市場の値崩れによる投資マインドの悪化がコーン市場での利食い売りにつながったようだ。ただ、東京は先取りする格好で前日、急落したこともあり、夜間の一段安から出直りをみせ下げは一服。市場ではトランプ米政権が実施する農家支援策に懸念を示す向きもある。大豆への作付シフトが後退するためだが、その一方で、米コーンベルトの異常気象が深刻化している。週明け27日のシカゴ休場を意識して、天候リスクの買いが再燃するとみて、トウモロコシの買いはそのままで。

(東京米国産大豆)
24日の東京一般大豆は変わらず。期先4月限は前日と同じ4万9000円。
米中の貿易リスク拡大で、シカゴ大豆は反落している。トランプ米政権の農家支援策によって、コーンから大豆への作付シフト観測が後退したものの、大豆の作付遅れによって、大豆自体の作付面積の減少につながらないとみられ、大豆も下落している。東京は全く反応せず。

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