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東京原油・石油製品は円高と海外原油の急落を嫌気して急反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京原油・石油製品は円高と海外原油の急落を嫌気して急反落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/05/31
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
31日の東京原油・石油製品は円高と海外原油の急落を嫌気して急反落。原油期先10月限は前日比2680円安の4万1020円、ガソリン期先12月限は同2830円安の5万0620円、灯油期先12月限は同2510円安の5万8030円。
NYガソリンの急落を嫌気して海外原油は急落し、東京原油の大幅安につながった。朝方、トランプ米大統領がメキシコからのすべての輸入品に対して5%の関税を適用することを明らかにしたため、NYダウ先物が急落し、円高も進行。このため、東京原油は夜間の安値を更新へ。東京原油の下げ渋りから、何度も強引な戻りをみせたが、昼以降、また売り直されたが、ここまで強引な上伸をみせた東京ガソリンが急落したため。梅雨に入ると、国内のガソリン需要が低迷するため、ガソリン期近の急落が警戒される。海外原油の下振れも警戒すべきで、値ごろ買いはまだ禁物。

(東京貴金属)
31日の東京金は大幅続伸も、白金は対照的に続落。金期先4月限は前日比19円高の4518円、白金期先4月限は同23円安の2781円。
米長期金利の低下を好材料にしてNY金は1290ドル台に続伸しており、東京金は急伸している。トランプ米大統領がメキシコからの輸入全品に5%の関税を適用すると指摘したこともあり、NYダウ先物が急落し、米長期金利が一段と低下した。これを好感してNY金はさらに上昇した。しかし、ドル高に変わりなく、1300ドルを警戒する動きもあり、東京金はその後の円高を嫌気して上げ幅を縮小へ。円高の影響で、夜間で戻りをみせていた東京白金は売り直され、夜間の安値更新へ。6月の白金の急落を連想する値動きともいえる。NY金の上値余地を考慮すれば、東京金の4550円は厳しいとみる。

(東京ゴム)
31日の東京ゴムは週末・月末要因のポジション調整に終始した。RSS期先11月限は前日と変わらずの194.2円、TSR期先11月限は同0.4円高の163.8円。
週末・月末要因のポジション調整かたがた、買い戻しに支えられ、期先は小幅続伸となった。株価が急落し、円高が進行するにもかかわらず、ゴムはまったくの反応薄で、シビレを切らした弱気筋の買い戻しが促されたためとみる。週明けもゴム市場からの資金引き揚げが加速するとみられ、新規仕掛けは当面、見送りへ。

(東京トウモロコシ)
31日の東京トウモロコシは急反発。期先5月限は前日比560円高の2万5620円。
シカゴコーンの急反発を好感して東京トウモロコシも急伸し、朝方は2万5810円の高値を示現。前日の高値を更新したが、再開したシカゴコーンの下落と円高を嫌気して、その後は上げ幅を縮小した。一時、高値から400円以上も急落したが、前日のシカゴ急伸を無視した動きから、2万5500円台まで買い直された。さて、再開したシカゴコーンは外部環境の悪化に加えて、週末・月末要因で反落したとみる。週明けの数日、米コーンベルトの乾燥した天気予報もあり、週明けにかけての調整安が予想されるため、東京の目先の買いは手控えたい。しかし、強基調に変わりないとみて、週明けの突っ込み待ちで臨みたい。週明けは週末の天気と週明けの天気予報に注目。

(東京米国産大豆)
31日の東京一般大豆は変わらず。期先4月限は前日と同じ4万9000円。
東京は変わらずのまま、6月半ばの納会を迎えることになりそうだ。これだけシカゴ大豆が乱高下しているだけに、素直に反応すれば、面白い相場になりそうだ。気配値の縮小がないと、仕掛けは困難。

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