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東京原油は高値から値を崩す

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京原油は高値から値を崩す

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/05/27
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
27日の東京原油・石油製品は海外石油市場の値崩れを受けて値を崩す。原油期先10月限は前週末比70円高の4万2940円、ガソリン期先11月限は同120円高の5万3340円、灯油期先11月限は同20円安の5万9340円。
米メモリアルデーによる連休を意識して、週末の海外石油市場は引けにかけて急伸し、東京石油市場も週末の夜間取引終盤に急伸した。週明けのWTIは上げ一服で、59ドルを壁にしていたが、日経平均株価の急伸や円安を好材料にして、東京原油の下げ渋りがみられ、やや強引な上昇も。ただ、10時過ぎにWTIがマイナス圏に転じ、日経平均株価が上げ幅を縮小すると、東京原油は4万3000円をし下回り、上げ一服。連休中のリスクを意識して海外原油は急伸したが、そのリスクが何もないとなれば、連休明けの海外市場の値崩れは仕方ないだけに、強引に買い進まれた東京は買われ過ぎの水準となる。WTIの軟調地合いが続くと、東京市場での強引な買いは続かず、下値探りの展開となった。14時以降、東京原油も下落し、夜間でも一段安を警戒へ。

(東京貴金属)
27日の東京金は売り買いが交錯する中、NY金の上伸を受けて買い直された。金期先4月限は前日比7円高の4521円、白金期先4月限は同10円高の2844円。
週明けの東京金は円高分、下落していた。ドル安をキッカケにしてNY金が買い進まれ、円安気味に振れたことで、東京金は買い直された。それでもここ最近の狭いレンジで推移しており、商いは低調。白金も売り買いが交錯する中、金と対照的に高値から値を消した。NY白金の整理商いの本番は6月に入ってからで、それまで売りを仕掛けておきたいが、NY白金待ち。

(東京ゴム)
27日の東京ゴムは超閑散な取引の中、期近が上伸。RSS期先10月限は前週末比0.5円高の192.3円、TSR期先11月限は変わらずの161.7円。
RSS当限の納会を迎えることになったが、期近限月の一段高に期先はサヤ寄せすることもなく、上値の重い展開となった。増産期を意識して期先が売りつながれているようだ。それでも期近の強調地合いは無視できず、期先はジリジリと買い進まれることに。新甫11月限の発会は下ザヤながら、期近限月の強調地合いに目先は注目。

(東京トウモロコシ)
27日の東京トウモロコシはシカゴ急伸を受けて大幅高も、かなり割安な水準に変わりなし。期先5月限は前週末比490円高の2万4460円。
週末のシカゴコーンは急反発し、高値を更新したため、東京トウモロコシも大きく買い進まれた。ただし、前週はシカゴ上昇局面でも逆行安をみせるなど、東京トウモロコシの割安な値位置の解消にはまだまだといえる。週明けは2万4400円台に上伸したが、物足りない上昇にとどまった。週末の米コーンベルトではまとまった雨となり、さらに日曜日から月曜日にかけてまとまった雨が期待され、連休明けのシカゴコーンは一段高必至とみるべき。今週中にも割安な東京の反動高から2万5000円を試すことも十分考えられる。11時過ぎに2万4500円を上抜いたことで、ストップロスの買いがヒットしたが、買いは長続きせず。

(東京米国産大豆)
27日の東京一般大豆は変わらず。期先4月限は前週末と同じ4万9000円。
シカゴ大豆の値動きは荒くなっているものの、米コーンベルトの天候リスクを踏まえると、連休明けのシカゴ大豆は続伸へ。ただし、東京一般大豆に出番はなく、気配値の縮小が鍵となる。様子見が無難。

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