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東京原油は続落も、下げ渋りの様相

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京原油は続落も、下げ渋りの様相

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/03/14
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
14日の東京原油・石油製品は海外原油の続落と円高を受けて下落。原油期先8月限は前日比240円安の4万0140円、ガソリン期先9月限は同160円安の5万5060円、灯油期先9月限は同210円安の5万5390円。
海外原油続落と円高進行を受けて、東京石油市場は続落。灯油期先は不需要期限月ながらも、連日の下げ渋りをみせており、その根拠は不透明。ところで、東京夜間取引終了後に発表された米APIの在庫統計で、石油製品在庫の大幅減少を好感し、WTIは戻りをみせたが、61ドルは壁のままだった。朝方の東京は連想買いも手伝って下げ幅を縮小したが、その後の円高や日経平均株価の急落、そして戻りをみせていたWTIの軟化が影響して売り直されていた。注目は今夜発表されるOPEC月報で、前回同様、サウジの増産と世界の石油需要の伸びの鈍化が示されるか見極めたい。前月はこの発表後に海外原油は一段安を強いられていただけに、それをキッカケにしてWTIは60ドルを試す可能性も。その後発表される米EIAの在庫統計で、原油増産が確認されると、60ドル割れは必至とみる。まだ、下向きの流れとみる。
(東京貴金属)
14日の東京金はNY金の急伸を映して反発。金期先2月限は前日比19円高の4540円、白金期先2月限は同9円高の3325円。
ティラーソン米財務長官の解任を受け、ドル安ユーロ高、さらにNYダウの続落がみられ、ヘッジとしてNY金が急伸している。東京金はそのNY金の急伸を好感して反発している。昼にはドル安が一段と進行したため、NY金が1329ドル台に買い進まれたこともあり、4538円まで買い進まれたものの、1330ドルに抵抗をみせたことから東京金の上げは一服。14時半になり、改めてドル安が進行し、NY金は1330ドルを突破したこともあり、東京金は円高よりもNY金の上伸を受けて4540円台に上伸。
(東京ゴム)
14日の東京ゴムは踏み上げを誘って上伸。期先8月限は前日比2.4円高の194.7円。
NYダウの大幅続落や円高進行は売り材料になり切れず、上海ゴムの戻りを好感して、朝方から堅調に推移していた。ただ、夜間取引のレンジで推移するなど、積極的な仕掛けは相変わらずみられなかった。13時半前に踏み上げを誘って194円台、14時半には195円台に上伸した。下値を切り上げているだけに、さらなる上昇をもたらす可能性もある。それを意識して、弱気筋の売りも戻り賛成から消極的だったとみる。さすがに195円台では高値警戒も。
(東京トウモロコシ)
14日の東京トウモロコシは先限中心に売り叩かれ、下落。期先3月限は前日比30円安の2万3750円。
期近5月限は現物価格の高騰を受けて続伸し、2万5000円台に上伸。対照的に先限は円高と再開後のシカゴ安を受けて、朝方の2万3800円台の水準から大きく値を崩し、昼過ぎには高値から200円以上も急落。13時には2万3600円を割り込んだ。まとまった売りが台頭したことから、売り叩きが影響したといえる。週明けまでの買い煽りの修正安とみるべき。上げのリード役だった期央の上伸が一巡したこともあり、整理売りを招いたようだ。シカゴ市場での大口ファンドのネットロングの高水準を警戒して、シカゴの調整安警戒から、前日から戻り売りスタンスに変更することを推奨していたが、当面、買いは手控えるべき。15時前に2万3700円台を回復したが、戻りは売り場提供とみる。
(東京米国産大豆)
14日の東京一般大豆は動意薄。期先2月限は前日比180円高の4万8730円。
日中取引ではようやく13時台に先限が成立したが、全くの動意薄で、仕掛け妙味は一段と薄れてしまった。シカゴは戻り賛成といえるが、東京は噴き値待ち。

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