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東京原油は続伸も、日中取引では狭いレンジの取引に終始

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京原油は続伸も、日中取引では狭いレンジの取引に終始

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/12/09
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
9日の東京原油・石油製品は続伸。原油期先5月限は前週末比330円高の3万9770円、ガソリン期先6月限は同520円高の5万3990円、灯油期先6月限は同510円高の5万6800円。
週末の海外原油の急伸を好感して、東京原油は夜間取引から4万円台回復をみせた。ただ、週明けは一段の円高進行と海外原油の反落から水準を切り下げ、4万円割れも演じていた。それでも、週末の海外原油の急伸ほど、東京原油は買われた訳でもないため、上げ渋りの反動もあり、週明けの海外原油安に対する反応はイマイチで、下げ渋りをみせていた。昼前に東京原油は朝方の値位置まで買い進まれたが、海外原油は朝方の値位置から一段安をみせたままで、東京原油の下げ渋りが日中取引で目立っている。OPECプラスの会合で決定した減産幅の拡大の効果の影響も期待薄で、週明けの海外原油の下押し観測から東京原油の4万円台は売り上がってみたい。

(東京貴金属)
9日の東京金はNY金の急落に追随して大幅安。金期先10月限は前週末比48円安の5091円、白金期先10月限は同17円安の3127円、パラジウム期先10月限は同13円高の6206円。
強気の米雇用統計を嫌気してNY金は週末に急落し、東京金はそれに追随して大きく売られ、5080円台に急落した。週明けも軟調地合いを継続し、5088円で再開したが、その後は週明けのNY金の下げ一服から、東京金も若干の戻りをみせたが、急落に変わりなし。東京白金はNY白金の下げは限定的だったこと、NY白金のテクニカルな戻りも想定されるため、小幅安にとどまった。しかし、NY白金の900ドルでの上値抵抗からその後、下げ幅を拡大し、東京白金は昼前に夜間の安値を更新した。NY白金の200日移動平均線は879ドル台にあるため、そこまでの下押しも留意すべき。金もNY金の一段安を警戒して、5100円は嵩になりそうだ。

(東京ゴム)
9日の東京ゴムは期近1中心に続伸。RSS期先5月限は前週末比0.3円高の197.1円。
東京ゴムは期近中心に上伸している。199円に抵抗をみせ、前週末の安値更新をみせたが、昼前に199円台に上伸するなど、一気に買い直された。期近限月の強調地合いが影響し、期先の買いに勢いを付けた可能性も。ただ、前週末の高値である199.7円に抵抗をみせ、呆気なく197円台に値を消した。その後、197円割れをみせたが、プラス圏の動きに変わりなし。

(東京トウモロコシ) 
9日の東京トウモロコシは買い戻しに反発。期先11月限は前週末比200円高の2万3360円。
前週末の先限急落に対する自律反発をみせ、週明けは朝方から買い先行の展開となった。10時には2万3300円台に乗せたが、週明けのシカゴコーンの上伸よりも週末の東京の急落に対する買い戻しが影響したとみられる。今後とも先限の内部要因主体の動きを警戒したいが、11日深夜2時に発表される需給報告後の急落待ち。先限の逆ザヤ修正でまた上伸すれば、売り場提供になるとみる。

(東京米国産大豆)
9日の東京一般大豆は値付かず。
場外のバイカイの影響で、期近限月の取組もすでになく、東京市場の仕掛けは今後とも期待薄。

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