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東京原油は続伸し、引けにかけて上げ幅拡大

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京原油は続伸し、引けにかけて上げ幅拡大

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/12/10
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
10日の東京原油・石油製品は下げ渋りを背景に上伸。原油期先5月限は前日比220円高の4万0190円、ガソリン期先6月限は同100円高の5万4090円、灯油期先6月限は同110円高の5万6910円。
海外原油の出直りや円安など、強い材料に東京原油は過剰反応を夜間取引でみせ、弱材料には反応薄だった。ただ、再開後の海外原油の続落や円高もあり、東京原油は4万円割れもみせた。それでも前日同様、下げ渋りは相変わらずで、ここまで東京市場が買い支える理由はイマイチ見当たらず。11時前に原油は4万0100円台に上伸したが、海外原油の下げ幅縮小に敏感に反応したためで、ここでも強い材料に対して反応しやすい相場つきとなった。WTI期近1月限は59ドルちょうどまで戻したが、その水準が壁になったため、東京原油の4万0200円台回復には至らす。それでも下げ渋りは相変わらずで、夜間取引での下げ渋りも留意したい。

(東京貴金属)
10日の東京金は狭いレンジの下、日中取引で買い直され、小しっかり。金期先10月限は前日比6円高の5097円、白金期先10月限は同24円高の3151円、パラジウム期先10月限は同23円高の6229円。
東京金は低調な商いの下、日中取引ではNY金の出直りを好感して小幅上昇した。ただ、夜間取引のレンジで推移しており、低調な商いに変わりなし。NY金自体、狭いレンジで推移しているためで、東京金の積極的な仕掛けは皆無だったといえる。ひとまず、米FOMC待ちか。白金も反発しているが、前日の東京白金の安値更新の動きに対する修正もあり、上げ幅を大きくしていた。13時台にはNY白金が900ドル台示現もあり、東京白金は夜間の高値更新となった。一方、NYダウ先物の上伸を嫌気して、戻りをみせていた東京金は5100円まで戻り切れず、昼以降のNY金の軟化を警戒して東京金の上げは一服。上値の重い展開が継続へ。パラジウムの6200円台は通過点。

(東京ゴム)
10日の東京ゴムは期先にかけて上伸。RSS期先5月限は前日比1.1円高の198.4円。
朝方は売り買いが交錯する中、値動きの荒い展開となった。他市場が緩慢な値動きだったこともあり、出来高稼ぎの仕掛けが表面化したようだ。その後はゴムもサッパリ。ただ、11時台に強引に買い進まれたが、朝方の高値更新にならず。それでも下値を切り上げており、買い方有利の展開に。夜間での195円台が目先の下値メドに。14時前に朝方の高値を更新し、14時過ぎに190円台に上伸した。ただ、週明けの高値更新とはならず、高値を切り下げる展開に変わりはなく、今後とも高値更新がポイントに。

(東京トウモロコシ)
10日の東京トウモロコシは需給報告待ち。期先11月限は前日比80円高の2万3440円。
東京市場は夜間取引から玉次第で推移しているが、深夜2時に発表される需給報告を前にした玉次第の動きをみせた。前週末の急落に対するポジション調整の動きから週明けのシカゴ続落にも反応イマイチだった。13時過ぎから強引な戻りをみせたが、あくまでも内部要因の動きとみて、買われ過ぎに。夜間取引では値動きの荒い展開も予想されるが、東京の内部要因主体の展開よりもシカゴコーンの値動きに沿った仕掛けをみせるべき。それでも弱気な需給報告期待から売りスタンスで発表を待ちたい。

(東京米国産大豆)
10日の東京一般大豆は値付かず。
深夜2時に米農務省は需給報告を発表するが、それよりも市場の関心は米中の貿易協議に集まっており、米農務省の発表に反応イマイチとみる。再び9ドル台に乗せれば、半値戻りの9.10ドル台もみえてくる。

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