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東京原油は海外市場の値崩れを受けて反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京原油は海外市場の値崩れを受けて反落

  • 2019/08/22
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
22日の東京原油・石油製品は高値から値を消し、反落。原油期先1月限は前日比160円安の3万6910円、ガソリン期先2月限は同190円安の4万7350円、灯油期先2月限は同300円安の5万5150円。
東京原油・石油製品は不安定な値動きとなった。夜間では急伸後の値崩れをみせたが、WTIの清算値決定前の下落が下押し要因だった。日中取引では戻り歩調をみせ、原油は3万7310円まで戻りをみせたが、海外石油市場の軟化と円高を嫌気して、マイナス圏にまた下落し、夜間取引でみせた3万7000円割れも昼前に示現した。NYダウ先物の下落をキッカケに、海外石油市場の地合いも悪化することになり、東京石油市場も売り直された。昼以降に原油は夜間の安値を更新するなど、下げ幅を拡大した。それでも東京原油の下げ渋りは否めない。14時台に入って、WTIは前日の安値を下回る下げをみせたこともあり、テクニカルな売りが今後、加速することも予想される。東京原油は3万6000円を試す展開に。

(東京貴金属)
22日の東京金はNY金の値崩れを嫌気して下落。金期先6月限は前日比13円安の5122円、白金期先6月限は同9円高の2917円。
夜間取引の東京金は米FOMCの議事録を受け、NY金の乱高下を映して波乱含みとなった。議事録に対する評価が大きく分かれたための乱高下だったが、結果的には利下げに慎重姿勢が伺えたことから、NY金は軟調地合いを強いられることに。朝方の東京金は小幅高で推移していたが、その後のNY金の値崩れを嫌気して5130円を割り込む下げをみせた。米FOMC議事録がボディーブローのように効いており、NY金も1510ドル割れをみせた。円高も進行したため、東京金は下げ幅を大きくした。ジャクソンホールでのパウエル米FRB議長の講演に対する懸念もあり、東京金の5100円割れも週末にかけて警戒すべきといえる。対照的に白金は反発しているが、自律反発に過ぎず、戻り売りスタンスは堅持へ。14時以降、NY金の下げ幅拡大を映して東京金は5120円も下回った。

(東京ゴム)
22日の東京ゴムは期近中心に下落。RSS期先1月限は前日比0.1円安の168.2円、TSR期先2月限は変わらずの145.4円。
期近中心に一段安を演じたものの、順ザヤ形成のため、期先のサヤが買われ、期先は序盤、上伸する場面もみせた。結果的に夜間の安値を更新したものの、サヤ修正のため、期先の買いが断続的にみられ、期先の下げは小幅にとどまった。昼以降、期先は完全に膠着してしまったが、いずれ急落するとみて、売りスタンスは継続へ。引けにかけて先限は買い戻され、プラス圏までの戻りをみせた。順ザヤを形成している。

(東京トウモロコシ)
22日の東京トウモロコシはシカゴ高に反応せず。期先9月限は前日比10円安の2万2540円。
シカゴコーンはテクニカルな買いに上伸したが、東京トウモロコシの反応はイマイチで、夜間取引はマチマチ。連日のシカゴ急落を無視して下げ渋りをみせていること、クロップツアーの中間報告での強いイールド予想も現在の恵みの雨で、今後の改善期待から支援材料になり切れていないためとみる。日中取引では上伸したものの、買い人気がイマイチで、上げは続かず。再開したシカゴコーンの強調は支援材料にならず。東京の値位置は割安といえるが。

(東京米国産大豆)
22日の東京一般大豆は値付かず。
東京一般大豆期先の気配値がみられず、本日も値付かずの状況となった。打開策は見当たらず。

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