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東京原油は急落も、物足りない下げに終わる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京原油は急落も、物足りない下げに終わる

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/11/07
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
7日の東京原油・石油製品は海外原油急落に追随して急落を演じた。原油期先4月限は前日比760円安の3万8000円、ガソリン期先5月限は同1010円安の5万1600円、灯油期先5月限は同870円安の5万4980円。
海外原油の急落と円高のダブルパンチを嫌気して東京原油は急落している。前日発表された米APIの強気の在庫統計がダマシとなり、夜間取引で3万9000円台に乗せたが、高値から1000円以上も急落している。3万8000円を維持する動きを夜間取引でもみせていたが、日中取引でも3万8000円を維持した。再開した海外市場の軟調地合いと円高を加味すれば、3万8000円割れでもおかしくはなかったといえる。一段の円高でようやく昼過ぎに3万8000円割れをみせた。その後、戻りをみせたが、下げ渋りのまま、取引を終えた。

(東京貴金属)
7日の東京金は反発も、戻りは限定的。金期先10月限は前日比円高の52円、白金期先10月限は同円高の32円、パラジウム期先10月限は同60円高の5946円。
NY金の自律反発の動きを好感して東京金は反発し、5200円台回復したが、戻りはイマイチ。再開したNY金の反落もあり、円高気味の為替も影響したため。日中取引では5200円台を維持していたが、NY金の1490ドル台での値動きが支援材料になっていたようだ。さて、昼にかけて円高が進行したが、同時にドル高・ユーロ安も進行しており、ユーロ売りが円高要因に。このため、NY金の軟調地合いと円高の影響で、東京金は5200円を割り込んだ。上値の重い展開を認識しており、金の戻り売りスタンスは継続へ。すでに金の基調は売りに転じたとみるべきで、買いは避けるべき。NY市場の整理商いによる下振れリスクは高まっている。

(東京ゴム)
7日の東京ゴムはしっかり。RSS期先4月限は前日比0.5円高の178.9円。
夜間では上げ一服ながら、朝方は上伸し、RSS先限は179円台回復をみせた。しかし、新規の手掛かり難から、早々に狭いレンジで推移することになり、商いも超閑散。179円台維持から昼前に180円台に乗せた。週明けの高値である180.3円を試すとみられたが、買いが続かず。その後、一気に178円台に値を消した。当限も160円で戻り一服。当限の160円台での上伸か、160円での上値の重い展開になるか注目。

(東京トウモロコシ) 
7日の東京トウモロコシはシカゴコーンの一段安を受け続落。期先11月限は前日比110円安の2万3480円。
シカゴコーンは続落し、期近12月限は3.80ドルを割り込み、9月30日以来の安値水準を記録しており、これを嫌気して、東京も続落している。日中取引では2万3500円割れも予想されたが、売り方不在で下げは限定的。2万3500円を維持する動きをみせたことで、買い戻しや打診買いに戻りをみせ、結果的にシカゴ続落や円高を無視した展開に。その後、一時、2万3580円まで戻したが、再開したシカゴコーンがまた売られたため、昼前に2万3500円を割り込んだ。一段の円高とシカゴ続落を踏まえると、物足りない下げに変わりなし。

(東京米国産大豆)
7日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆は連日の下げをみせており、ハーベストプレッシャーの再燃ともみられるが、テクニカルな売りによって一段安も警戒すべき。期近1月限で9.00ドルを視野に入れた展開とみるが、東京は動意薄。

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