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東京原油は急落も、下げ幅縮小へ

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京原油は急落も、下げ幅縮小へ

  • 2019/08/26
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
26日の東京原油・石油製品は急ピッチの円高と海外石油市場安のダブルパンチに大幅安。原油期先1月限は前週末比1570円安の3万5500円、ガソリン期先2月限は同1700円安の4万5910円、灯油期先2月限は同1690円安の5万3730円。
米中の貿易摩擦のリスク拡大を警戒して週末から海外石油市場は急落したが、週明けはさらなる大幅安を強いられた。円高も加速し、東京原油・石油製品も週明けは一段安をみせ、夜間の安値更新で始まった。その後、円高が解消され、さらに海外原油の下げ幅縮小から、原油は昼前に3万5770円の戻り高値を付けた。朝方の安値から700円近い戻りながら、円安にブレーキがかかり、昼以降は再び下値探りの展開となった。世界的な景気減速懸念から、売りスタンスが無難。大きく戻せば、それだけ売り場提供となる。まだまだ戻り売り有利の展開とみたい。

(東京貴金属)
26日の東京金は急伸するものの、白金は急反落。金期先6月限は前週末比98円高の5206円、白金期先6月限は同30円安の2923円。
米中の貿易摩擦のリスクが一段と拡大する中、週明けのNY金は大幅続伸し、1560ドル台に急伸する場面をみせた。この強調地合いを好感して、東京金は朝方から5200円台に上伸し、5220円の高値を付けた。さらに上場来高値を更新しているが、安全資産としての役割は一層、高まったとみるべきで、買いスタンスはそのままで。いずれ5300円台を付けるとみて、追撃買いも検討すべき。白金はNY金の急伸に追随してNY白金が戻りをみせたため、下げ幅を縮小しているが、870ドルでの戻り高値確認も。東京は戻り売りを堅持へ。さて、NY金は1565.0ドルから調整安をみせている。20ドルドル以上の値崩れを今後留意すべきだが、東京金の押し目買いのタイミングになるとみる。

(東京ゴム)
26日の東京ゴムは朝方急落も、その後、下げ幅を縮小した。RSS期先1月限は前週末比3.6円安の162.2円、TSR期先2月限は同4.4円安の141.0円。
米中の貿易摩擦のリスク拡大を警戒して、週明けからRSSは売り込まれ、162.5円で始まった。その後も下値探りをみせ、アッサリ160円を割り込み、一気に155.4円まで急落した。夜間の終値から10円以上も急落した。さすがに急ピッチの下げに対する買い戻しが拡大し、11時過ぎには160円台を回復し、昼には朝方の始値を上抜き、163円台まで急ピッチの戻りをみせた。上海ゴムがプラス圏回復をみせたことも、戻りを大きくしたとみる。しかし、上海ゴムの戻りはゴムの輸入減少を警戒しての動きで、産地のオファー価格の要因に。また、国内では消費税引き上げ以降の冬タイヤの販売急減を警戒すべきで、この大きな戻りは売り場提供とみる。期先はいずれ150円を割れるとみて、売りスタンスはそのまま。明日に新甫発会する2月限をキッカケにして、売り直されるとみる。
(東京トウモロコシ)
26日の東京トウモロコシは円高とシカゴ安を受けて下落も、下げ渋りは否めず。期先9月限は前週末比270円安の2万2230円。
週末にシカゴコーンは急落し、急ピッチの円高が進行した。このため、夜間取引からの値崩れをみせたが、シカゴ取引終了後に発表されるプロファーマーの生産高事前予想を前に売り手控えられていた。実際に発表された数字はかなり強い内容だったといえるが、週明けのシカゴコーンの戻りはイマイチ。にもかかわらず、東京は強引に買い進まれ、一時、2万2450円の戻り高値を付けた。しかし、明らかに下げ渋りの様相で、その後、売り直された。週末のシカゴ急落や円高を踏まえると、2万2000円割れでもおかしくはないだけに、夜間での修正安も予想される。値ごろ買いは禁物。

(東京米国産大豆)
26日の東京一般大豆は値付かず。
急ピッチの円高やシカゴ取引終了後に発表された強気のプロファーマーによる生産高事前予想など、材料には事欠かないが、東京は全くの反応薄。8月中も出番なしか。

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