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東京原油は急反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京原油は急反落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/03/07
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
7日の東京原油・石油製品は海外原油の値崩れと円高を嫌気して反落。原油期先8月限は前日比590円安の3万9930円、ガソリン期先9月限は同660円安5万5400円、灯油期先9月限は同720円安の5万5230円。
夜間では東京ガソリン・灯油の下げが目立っていたが、原油はマチマチ。弱気な米EIAの月報が発表されたが、それでも東京原油は値ごろ買いに支えられていた。夜間取引後に発表された米APIの在庫統計で、原油在庫が予想以上に急増したことで、発表後のWTIは値崩れをみせた。また、NY市場が再開する間にコーン米NEC委員長の辞任報道を受け、円高が進行し、再開したNYダウ先物とWTIは急落へ。このため、下げ渋っていた東京原油も売り込まれ、4万円割れで先限は始まった。NYダウ先物の下げ幅拡大を嫌気し、WTIは一段と急落したこともあり、東京原油も下げ幅をさらに大きくしている。10時に入って突然、WTIが62ドルを回復し、円安に進行したことで、原油先限は4万円台に乗せ、4万0100円台まで切り返した。ただ、昼にNYダウ先物がまた大きく売り直されたため、円高が再燃したため、東京原油は4万円割れへ。前日同様、原油の弱材料に対する下げ渋りが目立っていた。米EIAの在庫統計で、米国の原油増産や在庫増が確認されると、海外原油の一段安に沿って、東京原油は4万円を大きく割り込むことになると考えられる。前月は米EIAの月報後に急落しており、今回も急落するとみている。
(東京貴金属)
7日の東京金は続伸も、引けにかけて上げ幅縮小へ。金期先2月限は前日比9円高の4518円、白金期先2月限は同15円安の3282円。
東京金はNY金のドル安を好感した急伸を受けて、4550円まで夜間で急伸した。しかし、夜間取引終了後にコーン米NEC委員長の辞任報道が流れ、急ピッチの円高が進行したことで、東京金は上げ幅を縮小へ。NY金は1340ドル台に水準を切り上げたが、円高を前にして上げ一服へ。NY金はNYダウ先物の急落を嫌気して、その他貴金属の値崩れに追随して水準を切り下げ、これに円高も重なり、東京金は昼以降、さらに水準を切り下げている。材料が目白押しで、波乱の展開が続くとみるが、短期勝負ながら、順張りが無難。値幅が大きく、逆張りでは対処できない相場つきが続いているため。順張りでも手仕舞いは早めに。株価急落と円高を嫌気して東京白金は戻り切れず、下落している。14時前にNY金はマイナス圏に突入したが、その他市場の地合い悪化が売り材料に。このため、東京金は4510円台に値を沈めた。
(東京ゴム)
7日の東京ゴムはレンジ取引の中、小幅安。期先8月限は前日比2.2円安の191.8円。
夜間取引から軟調地合いを強いられたが、日中取引では狭いレンジ取引ながらも、軟調地合いは継続することに。10時過ぎには夜間の安値更新に抵抗をみせたことから193円台に乗せた。しかし、上海ゴムの軟調地合いが続いたこともあり、東京はまた売り直され、昼前に191.0円の安値を示現した。前日の安値である191.0円を維持したことから、また下げ一服。市場の人気が低迷しており、小刻みな仕掛けが中心で、トレンド形成は厳しい情勢といえる。
(東京トウモロコシ)
7日の東京トウモロコシはマチマチ。期先3月限は前日比40円高の2万2910円。
東京トウモロコシの夜間は玉次第でマチマチだった。日中取引前に円高が急ピッチに進行し、再開したシカゴコーンが下落したこともあり、東京トウモロコシの下値探りも予想された。しかし、強気の需給報告を期待した買い辛抱の影響で、朝方から下げ渋りをみせ、結局、弱材料に反応しない展開に。昼に先限は2万2900円を示現。期央限月の続伸が引き続き支援材料になっているが、期先のサヤ修正は需給報告後の可能性もある。いずれにせよ、需給報告での強い発表を期待して、買いスタンスは継続したいところ。
(東京米国産大豆)
7日の東京一般大豆は超閑散。期先2月限は前日比20円高の4万8720円。
東京一般大豆は超閑散。急ピッチの円高進行もあるが、需給報告待ちの商状が伺える。日本時間9日深夜2時に発表される需給報告に注目。シカゴの知ったらしまいの急落も意識しておきたい。

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