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東京原油は引けにかけて急伸し、高値更新へ

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京原油は引けにかけて急伸し、高値更新へ

  • 2019/11/12
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
12日の東京原油・石油製品は反発し、引けにかけて上げ幅拡大。原油期先4月限は前日比610円高の3万8920円、ガソリン期先5月限は同650円高の5万2590円、灯油期先5月限は同630円高の5万6030円。
海外原油の出直りを好感して、夜間では序盤に値崩れをみせていた東京石油市場は軒並み戻りをみせた。原油先限は一時、前週末の高値更新を演じたものの、清算値決定にかけての海外原油の値崩れを受け、上げ幅を縮小した。日中取引の寄付前に再開したWTIが急落したため、東京原油はさらに値を消すとみられたが、買い辛抱から物足りない下げをみせていた。10時に入って原油は円安とWTIの戻りから3万5600円台に戻したが、買いが続かず。NYダウ先物の値崩れが海外石油市場の圧迫要因になっていた。11月に入って、海外原油は広いレンジ内で推移しており、それを踏まえて東京原油は買いの回転を効かせるべきである。昼以降、NY石油製品の出直りを好感してWTI・ブレントとも買い進まれたため、東京原油は3万8700円台に上伸した。15時台に入り、WTIの57ドル台への上伸を好感して3万8900円台に上伸し、夜間の高値を更新した。海外原油の値位置を加味すれば、東京原油はかなり強引に買われたともいえるが。

(東京貴金属)
12日の東京金は続落。金期先10月限は前日比27円安の5087円、白金期先10月限は同19円安の3093円、パラジウム期先10月限は同159円安の5669円。
東京金は続落し、5100円を大きく割り込み、夜間取引で5071円の安値を示現した。NY金が早々に1450ドル台を回復したこともあり、東京金も下げ幅を縮小したが、5100円に壁をみせた。ただ、9時半過ぎに円安とNY金の戻りを好材料に5100円を付けた。白金は夜間の安値更新をみせたが、金は戻りをみせ、下げ一服。パラジウムは急落し。5600円台に値を消している。6000円を期待していた向きも早々に引き上げ、売り叩かれている。今後とも金や白金のバロメーターになるため、見逃せない。昼以降、NY金が売り直され、再開後の安値を更新し、1460ドルでの上値の重い展開を認識することに。引けにかけてNY金の下げ幅拡大を嫌気して。東京金は下げ幅を大きくした。

(東京ゴム)
12日の東京ゴムは引けにかけて上伸。RSS期先4月限は前日比1.5円高の180.0円。
産地のオファー価格と上海ゴムの時間外安を受け、朝方から東京ゴムは売りが先行し、アッサリ176円台に値を崩した。ただ、10時台に177円台を回復し、11時に入って178円を意識した戻りをみせ、下げ幅を縮小。昼前に178円台に買い進まれた。前日、引けにかけての戻りもあり、それを警戒した戻りだったといえる。日経平均株価が引けにかけて急伸したこともあり、ゴムも水準を切り上げ、179円台に。180円に抵抗をみせたが。

(東京トウモロコシ)
12日の東京トウモロコシはシカゴ反落を嫌気して急落。期先11月限は前日比310円安の2万3170円。
シカゴコーン反落を受け、夜間取引で先限は引けにかけて下落したが、前日の大引けにかけて値崩れを強いられたこともあり、下げ渋りをみせていた。日中取引ではヤレヤレの売りが増幅し、下げ幅を拡大し、前日の日中取引の安値を更新。9時半には2万3200円台に急落した。前日の高値から500円も一気に急落している。再開したシカゴコーンは戻りをみせているが、東京は全くの動意薄。買い方不在を見透かして売り込まれているフシも伺えた。

(東京米国産大豆)
12日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆は大幅続落も、東京は相変わらずの動意薄。シカゴ大豆はテクニカルな売りに一段安も警戒されるが、シカゴコーンの圧迫要因に。東京トウモロコシを踏まえる上で、シカゴ大豆の動きから目が離せない。

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