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東京原油は大幅続落も、まだ下値みえず

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京原油は大幅続落も、まだ下値みえず

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/11/14
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
14日の東京原油・石油製品は暴落。原油期先4月限は前日比3000円安の4万5450円、ガソリン期先5月限は同3280円安の5万6870円、灯油期先5月限は同3070円安の6万1900円。
東京原油・石油市場は大幅安を強いられ、原油は夜間取引で原油は3000円以上の下げを演じた。指標であるブレントが一時、5ドル以上も急落したため。海外原油の急落は、トランプ米大統領のツイッターの指摘によって、サウジやOPECによる減産は難しくなったとみられ、現在の世界的な供給過剰がさらに拡大するとみられ、パニック的な売りが広がったためとみられる。再開したWTIはドル安やNYダウ先物の上伸を受けた買い戻しに戻りをみせたため、東京原油も買い戻しから下げ幅を縮小し、4万6000円台回復もみせている。10時過ぎに4万6190円までやや強引な戻りをみせたが、海外原油のその後の値崩れでまた売り直されてしまった。海外原油の先安懸念を認識する値動きだったといえる。昼前に原油は4万5460円まで売り直され、石油製品は夜間の安値更新をみせた。昼以降、海外原油や石油製品に戻りに反応して原油はまた4万4900円台を回復する場面をみせた。今夜にIEA月報が発表されるが、明朝発表される米APIの在庫統計を意識すれば、まだまだ売り有利とみる。

(東京貴金属)
14日の東京金は続落。金期先10月限は前日比8円安の4387円、白金期先10月限は同35円安の3050円。
東京金・白金とも続落しており、白金は3100円台回復も、その後、大きく売り直されている。日中取引序盤の東京金はドル安・ユーロ高を好感したNY金の戻りを好材料にして4390円台まで戻りをみせた。ただ、ドル安が一巡すると、NY金は上げ幅を縮小したため、東京金はまた売り直されていた。昼前に4396円まで買い進まれ、一時プラス圏回復も長続きせず。ただし、4390円を挟む狭いレンジで推移しており、下げは一服。14時以降、ドル高・ユーロ安が進行したため、NY貴金属は値崩れをみせ、その影響で東京白金は安値更新し、金は4390円をまた下回った。金・白金とも戻り売りスタンスで。

(東京ゴム)
14日の東京ゴムはRSS期近中心に売られる。RSS期先4月限は前日比0.5円安の159.8円、TSR期先5月限は同0.9円高145.0円。
前日、引けにかけて上伸した東京ゴムだったが、朝方から売り直され、RSS・TSRとも下落している。特にRSS当限の下げが目立っており、大量の渡し物が懸念され続けている。RSS先限は10時過ぎに158円を下回った。昼前に157.3円の安値を示現したものの、昼には158円台を回復し、下げ一服も、期近の下値探りの展開に変わりはなく、期先も戻り売り堅持へ。

(東京トウモロコシ) 
14日の東京トウモロコシはシカゴ急落にようやく反応して売られるものの、下げ渋りは解消されず。期先11月限は前日比190円安の2万4970円。
シカゴコーンは急落し、前週の安値を下回る展開となった。シカゴ安をここまで無視してきた東京トウモロコシ市場だったが、さすがにシカゴ安を無視できず、先限は2万5000円割れをみせた。ただ、ここまでの弱材料を全く無視した展開を考慮すれば、まだまだ物足りない下げで、日中取引での一段安も連想された。朝方からまとまった売りを浴びて夜間の安値を更新している。昼には2万4990円を示現するなど、また下げ渋りの動きを露呈しており、下げ渋りのまま、取引を終えることに。反動安はこれから。

(東京米国産大豆)
14日の東京一般大豆はバイカイのみ。期先10月限は前日と同じ4万4600円。
バイカイのみの取引が久しく続いているが、これから脱出する動きも気配もない。気配値の縮小がポイントになるが、気配値の幅の縮小の兆しもない。

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