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東京原油は反落も、物足りない下げをみせている

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京原油は反落も、物足りない下げをみせている

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/12/23
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
23日の東京原油・石油製品は海外原油の急落を映して反落も、下げ渋りが顕著。原油期先5月限は前週末比400円安の4万1620円、ガソリン期先6月限は同350円安の5万5250円、灯油期先6月限は同360円安の5万8600円。
海外原油急落にも東京原油は動意薄で、週明けの日中取引では一層、下げ渋りをみせていた。週明けの海外原油の小幅続落や円高にも全く動意せず、夜間の終値水準から水準を切り上げていた。ただ、海外原油の軟調地合いと円高は無視できず、ジリ貧の様相から昼には4万1700円を割り込んでいる。朝方から4万1600円を試す展開でもおかしくはなかっただけに、朝方からみての一段の円高や海外原油安進行を踏まえると、まだまだ物足りない下げである。海外原油のチャート悪化から、東京原油のさらなる下押しも警戒しておくべきである。海外原油の出直りはクリスマス以降とみられる。その特には年末年始の国内の天候に注目したい。

(東京貴金属)
23日の東京金は上伸も、白金・パラジウムは大幅安。金期先10月限は前週末比12円高の5205円、白金期先10月限は同48円安の3233円、パラジウム期先10月限は同250円安の6249円。
東京パラジウムが大幅安を強いられ、週明けに6200円割れをみせた。クリスマス前のポジション調整かたがた、1900ドル割れ以降、ストップロスの売りがヒットし、週明けに1800ドル割れをみせた。そのパラジウムの大幅安に白金は追随安を演じたものの、日中取引では下げ渋りをみせ、NY白金の急落や円高には反応薄。NY白金のチャート悪化から3200円割れも時間の問題とみる、対照的に東京金は上伸し、昼に5200円台に乗せた。NY金の強調地合いが支援材料となり、円高をカバーしていた。金はリバランスでの投資ウエイトの拡大観測もあり、押し目買いスタンスを継続へ。金の強調地合い次第では、白金の応分の戻りも予想されるが、そこはまた売り場になりそうだ。

(東京ゴム)
23日の東京ゴムはマチマチ。RSS期先5月限は前週末比0.3円高の193.6円。
週明けの東京ゴムは買い戻しに反発している。ただ、昼に週末の夜間取引の安値を更新するなど、地合いを悪化させ、大きく売り直された。週明けの上海ゴムの下げ幅拡大や上海株の下落が売り材料になったとみる。明日、新甫発会する6月限のサヤを買う動きを踏まえると、高値警戒から売られたともいえる。15時前に先限から急ピッチな戻りをみせ、194円台を回復した。出来高稼ぎのため、短期勝負が中心で、明日も波乱の展開が想定される。

(東京トウモロコシ)
23日の東京トウモロコシはヤレヤレの売りを浴びて続落。期先11月限は前週末比150円安の2万4260円。
週末のシカゴコーンは小反発ながら、東京市場は反応薄。週明け早々、ジリ貧となり、下げ幅を拡大していたが、円高や年末年始にかけてのシカゴコーンの先安懸念が強く、手仕舞い売りを吸収する買い方不在が影響していた。期先は14時40分台に急落したが、11月限の整理商いが影響したようだ。

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