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東京原油は反落も、引けにかけて下げ幅縮小

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京原油は反落も、引けにかけて下げ幅縮小

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/06/11
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
11日の東京原油・石油製品は海外石油市場の値崩れと円高を嫌気して反落も、ガソリンは買われる。原油期先11月限は前日比120円安の3万9460円、ガソリン期先12月限は同70円高の4万9700円、灯油期先12月限は同140円安の5万6140円。
海外石油市場は清算値決定の時間帯を控えて、値崩れをみせ、東京原油の3万9000円割れをみせる急反落をもたらした。海外市場の値崩れのキッカケは、在庫統計に対する事前予想が弱い内容だったこともあり、上伸していたNY石油製品が値崩れをみせたため。日中取引ではNYダウ先物の上伸に追随して、特にNYガソリンが買い進まれ、WTIは53.62ドルまで切り返す場面も。円安も加わわり、3万9000円割れで始まった東京原油は3万9300円まで戻りをみせた。ただ、在庫統計に対する警戒もあり、戻りをみせていた海外市場の軟化もあり、東京原油は昼前から売り直された。一方、梅雨に入って需要低迷が想定される東京ガソリンが上伸するなど、説明のつかない動きもみせていた。15時前にWTIは53.90ドル台を示現するなど、上げ幅を拡大したが、NY石油製品の一段の上伸が支援材料に。東京原油は一段と上伸し、朝方の値位置から400円以上も切り返した。米APIの在庫統計もあり、下振れリスクを警戒すべきでもある。

(東京貴金属)
11日の東京金は円安と再開後のNY金の戻りを好感して上伸。金期先4月限は前日比4円高の4627円、白金期先4月限は変わらずの2828円。
東京金はNY金の1330ドル割れもあり、夜間では軟調地合いで推移していたが、日中取引ではNY金の戻りに加えて円安進行も支援材料となり、戻りをみせた。NY金の戻りは前日の急落に対する自律反発とみる。NYダウ先物が上伸しているため、欧米時間帯でのNY金の値崩れも想定されるが。昼前に東京金は4631円の高値を示現したが、昼以上のNY金の値崩れを嫌気して東京金は軟化し、朝方のマイナス圏を意識する値動きに逆戻りした。白金も朝方の高値更新後の値崩れが目立っているが、NY白金は810ドルを前にして売り直されたため。

(東京ゴム)
11日の東京ゴムは玉次第でマチマチ。RSS期先11月限は前日比0.4円安の204.6円、TSR期先12月限は同1.9円安の165.7円。
人気低迷の中、一時上伸したが、期近限月の上値の重い展開もあり、その後の整理売りにRSS期先は昼前に夜間の安値更新をみせた。昼に入って期近が買い直されたこともあり、期先の売りはひとまず一巡。玉次第の展開ながら、当限が230円台に乗せることになれば、期先での打診買いも想定される。

(東京トウモロコシ)
11日の東京トウモロコシは反発も、シカゴ安を無視して買われる。期先5月限は前日比90円高の2万4690円。
週明けのシカゴコーンは新穀限月中心に戻りをみせ、週明けの一段安の水準から大きく戻したが、東京は円高もあり、シカゴの戻りに対する反応はイマイチだった。さて、シカゴ引け後に発表された作柄状況で、全米平均の優と良の合計は59%で、事前予想平均の54%を上回った。平年を100とする作況指数は99で、作付悪化の割に、作柄は意外に良好と評価される。このため、再開したシカゴコーンは売り直されたが、東京は反応イマイチで、強引な買いがみられ、上伸している。ここ最近の値崩れに対する自律反発ともいえるが、シカゴの値崩れを無視したやや強引な戻りといえる。昼前から強引な買いは一巡したが、それでも買われ過ぎとみる。深夜1時に米農務省が発表する需給報告で、米国コーンの2019年度のイールドがその程度、下方修正されるか注目。

(東京米国産大豆)
11日の東京一般大豆は変わらず。期先4月限は前日と同じ4万9000円。
相変わらず、義務バイカイのみ。深夜1時に米農務省が需給報告を発表するが、東京の反応はみられないだろう。

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