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東京原油は反落、週明けの円高と海外原油安を嫌気

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京原油は反落、週明けの円高と海外原油安を嫌気

  • 2019/11/11
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
11日の東京原油・石油製品は週明けの海外市場安と円高を嫌気して反落。原油期先4月限は前週末比230円安の3万8310円、ガソリン期先5月限は同220円安の5万1940円、灯油期先5月限は同160円安の5万5410円。
海外原油の週末清算値決定後にかけての急伸を好感して、東京原油は安値から1000円以上も上伸する動きを夜間取引でみせた。週明けの東京原油は海外市場の反落もあり、朝方から上げ幅を縮小へ。10時過ぎにはWTIの57ドル割れと円高が重なり、東京原油はマイナス圏に沈んだ。海外原油の下げ幅拡大と円高もあり、東京原油は下げ幅を拡大している。週明けの海外石油市場の軟調地合いのひとつとしてロシアの協調減産の延長に対する消極的なスタンスも影響しているとみたい。13日から始まる各種月報の発表を踏まえると、下げ賛成の相場つきもしばらく予想されるが。

(東京貴金属)
11日の東京金は続落し、その他貴金属の値崩れが圧迫要因になっていた。金期先10月限は前週末比36円安の5114円、白金期先10月限は同76円安の3112円、パラジウム期先10月限は同128円安の5828円。
週末のNY金は続落し、1450ドル台に値崩れをみせたが、その他貴金属の急落が金の一段安の主因だったといえる。NY金の続落に追随して東京金も週末の夜間取引から続落している。週明けの東京金は5120円を挟む動きをみせたが、白金は週明けに一段安をみせ、安値更新へ。週明けのNY白金の続落と円高が下げ幅拡大へ。白金の3100円割れも時間の問題。昼にかけて東京金も売り直されたが、戻りをみせていたNY金が売り直されたためで、NYダウ先物安でもNY金が売られたことで、金の取り巻く環境の悪化を認識すべき。金ETFは久し振りの大幅減少となったが、減少はまだまだ続くとみる。

(東京ゴム)
11日の東京ゴムは当限の堅調地合いが支援材料で上伸。RSS期先4月限は前週末比1.2円高の178.5円。
週末の上海ゴムの時間外の1万2000元割れを受け、週明けの東京ゴムは売り直された。しかし、期近限月の下げ渋りと週明けの上海ゴムの1万2000元回復もあり、東京ゴムの下げ一服へ。順ザヤ幅縮小もあり、期先の下げ渋りも仕方ないが。さて、週末に発表された中国の貿易収支や乗用車販売も弱い内容だったが、売り材料に評価されず。いずれ、圧迫要因に認識されるとみる。15時前に夜間の高値を更新し、夜間では180円を改めて試すとみられるが。

(東京トウモロコシ)
11日の東京トウモロコシは引け間際に急落を演じた。期先11月限は前週末比10円安の2万3480円。
週末のシカゴコーンの小反発に反応して週明けの東京トウモロコシは一段と上伸し、2万3700円台を示現した。しかし、再開したシカゴコーンは週末の上げ幅を解消する下げをみせたことで、東京の上げ一服。週明けのシカゴ安と円高を加味すれば、それでも東京トウモロコシは買われ過ぎとみたい。昼前に2万3600円を割り込んだが、値ごろ買いは禁物。15時にかけ値崩れをみせ、一時2万3300円台まで売られた。

(東京米国産大豆)
11日の東京一般大豆は値付かず。
週末のシカゴ大豆は急落し、週明けも一段安へ。シカゴコーンの値崩れ要因になっているため、シカゴ大豆の動きも要警戒。シカゴ大豆は改めてテクニカルな売りを浴びて9.00ドルを試す可能性も。東京は全くの動意薄。

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