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東京原油は反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

東京原油は反発

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/03/26
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
26日の東京原油・石油製品は総じて反発。原油期先8月限は前日比440円高の4万4660円、ガソリン期先9月限は同630円高の5万5990円、灯油期先9月限は同540円高の6万0770円。
NY株式市場の出直りを好感する格好で週明けに急落していた海外原油も買い戻され、WTIは59ドル台を回復。東京原油は4万4000円台を維持し、石油製品中心に大きく買い進まれ、反発へ。再開したWTIが59ドル台で推移しており、NYダウ先物の急伸に合わせて上げ幅を拡大した。これに日経平均株価の急伸を受け、円安も進行したため、東京原油は4万6700円台まで上伸。しかし、NYダウ先物が一段と急伸しても、海外石油市場は次第に反応乏しくなり、昼前からNYガソリンが下落するなど、戻り一巡したこと、円安にもブレーキがかかり、東京原油は昼過ぎには朝方の値位置まで値を消した。再開した日経平均株価が上げ幅を拡大したため、14時半過ぎに原油はまた4万4700円台を回復し、午前の高値更新へ。NYダウ先物が100ドル以上も上伸しているため、夜間での一段高も連想される。さて、注目は米APIの在庫統計で、原油在庫とガソリン在庫の大幅減少が予想されている。これも夜間の支援材料に。

(東京貴金属)
26日の東京金はNY金続伸を好感して反発。金期先2月限は前日比18円高の4658円、白金期先2月限は同14円高の3007円。
NY金の3営業日連続の上伸もあり、円高で急落した東京金は反発している。朝方は4670円台まで買い進まれていたが、円安が支援材料に。昼前から円安が一服し、ドルベースの貴金属市場の地合い悪化が影響して東京金は上げ幅を縮小した。白金も反発しているが、朝方の高値更新の動きから昼には30円も値崩れしてしまった。白金の場合、実勢悪が売り材料になったとみる。NY金は1320ドル台を維持するとみるが、白金は850ドル割れも予想されるため、東京白金はまた3000円を下回るとみたい。

(東京ゴム)
26日の東京ゴムは一段安。RSS期先8月限は前日比1.7円安の182.2円、TSR期先8月限は同0.7円安の162.2円。
東京ゴムは朝方から下げを強いられ、新甫発会した9月限も一時185円台まで切り返したが、結果的に売り場提供に。日経平均株価が急反発したが、株価の上昇でゴムの需給バランスが改善する訳でもない。上海株価は続落しており、東京ゴムの圧迫要因に。中国の新車販売の大幅後退、日本の自動車輸出規制は避けられないなど、ゴムを買う材料は見当たらず。どこまで行っても戻り売り有利とみる。

(東京トウモロコシ) 
26日の東京トウモロコシは期待先行で強引に買われ、急伸。期先3月限は前日比220円高の2万4710円。
期待先行から東京トウモロコシはかなり強引に買い進まれた。朝方は2万4500円台で推移していたが、売り物薄の中、一気に2万4700円台に急伸。シカゴコーンは米コーンベルト西部の作付リスクにイマイチ反応薄で、再開後も変わらず。しかし、東京の買いは先行し、一時、高値から100円程度の下落をみせたが、昼過ぎに2万4700円台を回復した。円高が進行し、その他市場が上げ幅を縮小していたが、トウモロコシは弱材料に全く反応せず。前日も昼に同様の上伸をみせていた。実際のシカゴの上昇は限定的で、東京の期待先行の急伸がかなり目立つが、シカゴが期待外れとなれば、反動安も大きくなりそうだ。

(東京米国産大豆)
26日の東京一般大豆はバイカイのみ。期先2月限は前日と同じ4万9000円。
東京一般大豆はバイカイのみで、変わらずに。4月の納会・新甫発会を前にして、3月末にかけては整理商いもみられるが、現状では整理商いは期待薄。トウモロコシの人気回復の動きと対照的。

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