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東京原油は値崩れを強いられる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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商品市場情報

東京原油は値崩れを強いられる

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/04/16
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
16日の東京原油・石油製品は週明けの海外原油急落と円高を受けて高値から大きく売られる。原油期先9月限は前週末比240円安の4万4120円、ガソリン期先10月限は同480円安の5万8620円、灯油期先10月限は同330円安の6万0100円。
朝方に上伸していた東京原油は海外原油の値崩れや円高を受けて、売り込まれることとなった。週末にシリアにミサイル攻撃がなされたことで、典型的な知ったらしまいの展開を週明けの海外原油はみせている。これに円高が重なり、原油先限は朝方の4万4500円台の水準から大きく値を切り下げ、昼前に4万4100円も下回るなど、4万4000円割れも意識する下げを演じた。海外原油の下げがこれからで、円高懸念を加味すれば、東京原油はしばらく戻り売り有利とみる。

(東京貴金属)
16日の東京金は反発も、円高で上げ幅縮小。金期先2月限は前週末比9円高の4624円、白金期先2月限は同6円の3223円。
週末にシリアにミサイル攻撃がなされ、週明けのNY金の値動きが注目された。朝方は1251ドル台まで急伸したが、その後、高値から9ドル近くも急落し、知ったらしまいの展開に。その後、ドル安でまた1350ドル台を示現したが、円高が進行したため、東京金は上げ幅縮小の展開を強いられた。13時台に入って、NY金の軟化が影響し、東京金は4630円台から値を消し、また4620円台に値を消した。今後の円高も気買いすべきで、買いがひとまず見送りへ。15時前にNY金の値崩れがみられ、東京金は4620円まで値を消した。

(東京ゴム)
16日の東京ゴムはヤレヤレの売りを浴びて下落。期先9月限は前週末比5.6円安の179.6円。
朝方から下げを強いられ、週末の夜間取引の小しっかりな値位置からジリジリと水準を切り下げた。週末の時間外の上海安は心理面の売り材料だったといえる。再開後の上海ゴムの軟調地合いに加えて、円高も進行したため、一段安を強いられることに。結果的に週末の185円台は短期的にみて売り場提供だったといえる。昼過ぎに手仕舞い売りが膨らみ、180円ちょうどまで急落した。14時半前に戻りの鈍さを嫌気して180円をようやく下回った。

(東京トウモロコシ) 
16日の東京トウモロコシは円高・シカゴ安に反応せず、マチマチ。期先3月限は前週末比30円安の2万4260円。
週明けの東京トウモロコシは新甫発会後の整理商いでマチマチだった。週末のシカゴ安と週明けの一段安で、シカゴコーンは5セント前後も急落している。また、円高も進行し、東京の急落も仕方ない状況だった。ただ、新甫発会後の内部要因の影響で、弱材料に全く反応薄。朝方は米コーンベルトの気温低下もあり、天候リスクから強引に買い進まれる展開もあったが、週明けのシカゴコーン安を嫌気して、売り直された。しかし、明らかに下げ渋っていた。週末まで先限だった期先3月限の2万4100円割れでもおかしくはなかったといえる。ひとまず、明朝発表される米国コーンの作付進捗率に注目。これで目先の支援材料出尽くしになる恐れがあることも留意したい。

(東京米国産大豆)
16日の東京一般大豆は変わらず。期先2月限は前週末と同じ4万9010円。
新甫4月限が4万9000円で発会した。しかし、その後は全くの動意薄。週明けに大豆市場で重要な需要データが発表されるが、東京市場での関心が薄いとみる。ひとまず、新甫発会した先限の流動性回復待ち。

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