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東京原油は下落するものの、ブレントの一段安に反応薄

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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商品市場情報

東京原油は下落するものの、ブレントの一段安に反応薄

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/11/14
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
14日の東京原油・石油製品はブレント安を嫌気して下落も、下げ渋りが目立つ。原油期先4月限は前日比140円安の4万2670円、ガソリン期先5月限は同160円安の5万9210円、灯油期先5月限は同80円安の5万7890円。
東京石油市場の指標であるブレントの週明けの続落を嫌気して、軟調地合いをみせている。ただ、WTI買い・ブレント売りのスプレッドの影響でWTIが下げ渋りをみせた経緯もあり、東京市場は指標であるブレントの下落ほどの下げをみせなかった。日中取引でも下げ渋りは顕著だった。特に日経平均株価の上伸を材料にして強引に買い進まれる場面をみせ、原油先限で4万2770円まで戻した。しかし、株価が上げ幅を縮小すると、強引な買いは続かず、再び4万2700円を下回っている。中国の鉱工業生産や小売売上高が期待外れだったことも売り材料になったとみる。昼前からの外部要因の軟化から、先限の4万2600円を大きく下回ってもおかしくはなかったといえるが、強引に買い支えられることに。目先は午後6時に発表されるIEA月報に注目。
(東京貴金属)
14日の東京金はNY金上伸と円安を材料にして反発。金期先10月限は前日比5円高の4649円、白金期先10月限は同2円高の3403円。
東京金は反発しているが、NY金のボックス圏の動きの中、戻りも限定的に。日経平均株価の急伸では円安進行もあり、4650円台半ばで推移していたが、株価が上げ幅を縮小し、円安が後退すると、東京金は4650円割れもみせた。ところで、NY金はジリ貧をみせたが、1280ドルを壁にした動きをみせた。前週末に1290ドルを壁にしてその後値を消した様相が伺える。
(東京ゴム)
14日の東京ゴムは朝方の高値から大きく値を消す。期先4月限は前日比0.1円高の202.0円。
時間外の上海ゴムが前日の東京日中取引水準を上回る上伸をみせたことで、東京ゴムは朝方から上伸へ。産地のオファー価格は弱含んでいるが、市場の関心は上海ゴムの急進にあり、203.5円で始まった先限はその後、一気に205.5円の高値を示現した。10時半には利食い売りが先行し、202円台に値を消したが、実勢悪を警戒しての下げとみられる。さて、11時に発表された10月の中国の鉱工業生産・小売売上高がいずれも予想を下回る内容で、ゴムの一段安要因に。昼に201.8円の安値を示現したが、その後の上値の重い展開を強いられた。
(東京トウモロコシ) 
14日の東京トウモロコシは期央以降、弱含み。11時現在の期先11月限は前日比20円安の2万1530円。
東京トウモロコシは期央限月以降の軟調地合いが続いた。期央限月はそれまで強引に買い支えられたり、下げ渋りを頑なにみせた限月だけに、その整理商いがようやく表面化している。シカゴ市場では期近12月限の乗り換えの動きがみられ、乗り換えの中心である期近3月限の下げ幅が大きくなるなど、先安懸念に変わりないため、期央の買い玉整理を強いられているとみる。
(東京米国産大豆)
14日の東京一般大豆はシカゴ急反落を嫌気。期先10月限は前日比40円安の4万7960円。
週明けのシカゴ大豆は急反落を演じており、夜間から東京市場の売り材料になっていた。前日、引けにかけて4万8000円を回復したことが仇になったといえる。米国とブラジルの大豊作観測の下、今後とも戻り売りスタンスで。

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