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東京原油は上伸も、人気低迷で上値重い

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京原油は上伸も、人気低迷で上値重い

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/04/01
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
1日の東京原油・石油製品は円安と海外原油高を好感して上伸。原油期先8月限は前週末比610円高の4万5620円、ガソリン期先10月限は同500円高の5万6450円、灯油期先10月限は同650円高の6万1760円。
週末に発表された中国の製造業PMIが4か月振りに50の節目を越えたこともあり、週明けのNYダウ先物は急伸し、海外石油市場の急伸につながったとみる。円安も進行したことで、東京石油市場も急伸へ。ただし、原油は証拠金が高いこともあり、人気はイマイチで、朝方から外部環境の強さに反して上げ渋りをみせていた。CMEは今年に入って証拠金を20%引き下げているが、対照的に東京原油の証拠金は倍増している。証拠金の見直しがない限り、東京の上値の重い展開は続きそうだ。ただ、目先、強気のOPEC産油量も期待されるだけに、買いが無難で、今週中に4万6000円台に乗せるとみる。

(東京貴金属)
1日の東京金は円安を支援材料に反発。金期先2月限は前週末比19円高の4601円、白金期先2月限は同22円高の3031円。
ドル高を嫌気して、NY金は上値の重い展開をみせ、週明けも売り込まれているが、東京金は円安を材料に上伸している。週明けは4600円割れをみせていたが、一段の円安とNY金の下げ幅縮小で、東京金は4610円台に。NY金はその他貴金属や非鉄の強調地合いから下げ幅を縮小した。白金の急伸が目立っており、夜間の高値を更新した。パラジウムの一段の上昇が支援材料となり、東京白金は3000円台を維持する展開に。

(東京ゴム)
1日の東京ゴムは上伸も、買い続かず。RSS期先9月限は前週末比2.3円高の184.5円、TSR期先8月限は同1.3円高の162.8円。
週末に発表された中国の製造業PMIが4か月振りに50を上回ったことで、週明けのNYダウ先物は急伸している。この外部環境の好転から東京ゴムも朝方から上伸していた。財新の製造業PMIも予想を上回ったことで、RSSは184.7円まで一時急伸。しかし、上値追いの買いは続かず、手仕舞い売りにアッサリ、上げ幅を縮小した。経済指標が良くなっても、中国の新車販売が改善する状況にはならないとみられているため。それでも目先は戻り賛成で、じっくり売り場を待ちたい。

(東京トウモロコシ) 
1日の東京トウモロコシはシカゴ大幅安を受けて急落。期先3月限は前週末比510円安の2万3650円。
米農務省の作付意向面積と全米在庫を受け、シカゴコーンは大幅安を強いられた。パニック売りが台頭したとみられ、期近5月限は一代の安値更新へ。週末の夜間取引で東京も急落しているが、シカゴの大幅安に見合う下げではなく、週明けから下げ幅を拡大した。週明けの一段の円安と再開したシカゴコーンの小反発を好感して、下げ一服も、シカゴ大幅安に物足りない下げだったこともあり、昼前から売り直された。13時過ぎにようやく先限は2万3600円を下回ったものの、下げ渋りに変わりなし。

(東京米国産大豆)
1日の東京一般大豆は変わらず。期先2月限は前週と同じ4万9000円。
週末の夜間取引では全くの値付かずだったが、週明け早々にバイカイが成立したが、相変わらずバイカイのみ。シカゴ大豆はやや値動きの荒い展開をみせているが、東京は全くの動意薄で、出番なし。

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