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東京トウモロコシは作付遅れを好感して急伸

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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東京トウモロコシは作付遅れを好感して急伸

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/06/04
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
4日の東京原油・石油製品は波乱含みの中、高値から大きく値を消した。原油期先11月限は前日比300円安の3万7980円、ガソリン期先12月限は同640円安の4万7580円、灯油期先12月限は同520円安の5万5520円。
東京原油は夜間取引に急伸し、3万9450円の高値を示現した。しかし、円高進行と海外市場の値崩れを嫌気して大きく売り直され、東京原油は高値から2000円近く急落して夜間の取引を終えた。日中取引では3万8000円台回復し、海外市場の出直りから3万8300円台まで一時上伸した。ただ、海外石油市場の上昇は長続きせず、海外市場の値崩れから東京原油は再びマイナス圏に値を落とした。昼に入って東京ガソリン期近が急落しているが、前週末も急落しており、梅雨の時期のガソリン需要の落ち込みが売り材料となり、ここにきての急落につながっている。東京原油の重石になるとみる。今後ともガソリンの値動きに注視すべき。

(東京貴金属)
4日の東京金はNY金の続騰を映して大幅続伸。金期先4月限は前日比34円高の4592円、白金期先4月限は同69円高の2860円。
東京金は大幅続伸となった。NY金の1330ドル台示現の急伸が円高をカバーして、東京金は夜間取引から4590円台に急伸した。日中取引ではNY金の上げ一服から昼前に4590円を下回ったが、大幅続伸に変わりなし。東京白金はNY白金の急伸を好感して大きく買い進まれた。白金市場での支援材料は見当たらず、金に追随した急伸だけに、実勢悪からまた値を消すとみる。NY金は昼前に反落したこともあり、東京金は昼以降も下値探りをみせ、上げ一服。NY金の軟化はポジション調整とみて、夜間で押し目買いが無難。

(東京ゴム)
4日の東京ゴムは超閑散。RSS期先11月限は前日は変わらずの192.2円、TSR期先11月限は変わらずの162.0円。
東京ゴム市場の人気離散が影響し、狭いレンジでの値動きを強いられている。午前中に夜間の安値を更新したが、13時以降には夜間の高値を更新し、RSS先限は193円台に上伸。逆ザヤ相場の中、期近限月の高止まりが影響して、期先限月の買い戻しにつながったとみる。ただし、新規仕掛けは見送りが無難。

(東京トウモロコシ)
4日の東京トウモロコシは作付遅れ懸念を好材料に上伸。期先5月限は前日比280円高の2万5730円。
週明けのシカゴコーンも続落し、円高もさらに進行した。ただ、シカゴコーンの先高期待から東京は下げ渋りをみせた。前日から下げ渋りを継続しているだけに、値位置は割高といえる。さて、注目の作付進捗率は全米平均で67%だったが、前週同様、事前予想の下限を下回った。かなり強い内容で、これを好感して東京は朝方から上伸し、2万5600円台で始まった。その後、2万5780円まで上伸したが、円高が進行しており、ここまでの弱材料を無視して下げ渋りをみせていたこともあり、改めて2万5600円台に軟化した。さて、米コーンベルトでは今週、断続的に雷雨が予想されており、作付進展は期待薄。このため、夜間取引では上値追いの展開も予想される。買いスタンスはそのままで、シカゴの一段高を期待したい。

(東京米国産大豆)
4日の東京一般大豆は変わらず。期先4月限は前日と同じ4万9000円。
東京一般大豆期先の気配値はまた解消され、一層、わかりにくくなっている。新規仕掛けの出番なし。

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