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東京ゴムは急騰を演じる

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京ゴムは急騰を演じる

商品先物 有料マーケット情報
  • 2017/04/21
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
21日の東京原油・石油製品は高安マチマチ。原油期先9月限は前日比90円高の3万5970円、ガソリン期先10月限は同70円安の4万9120円、灯油期先10月限は同60円高の4万7080円。
東京原油は夜間で売り買いが交錯していたが、日中取引では狭いレンジで推移していた。序盤は円安やWTIの戻りを好感して3万6000円台を回復していた。ただ、日経平均株価の上伸の割りに円安も進まず、WTIやブレントの自律反発も限られたことで、昼にかけて水準を切り下げ、再び3万6000円割れへ。WTIは先日の安値更新後、戻りをみせたが、戻り歩調は弱く、米国の供給増を警戒した動きとみられる。米国の原油増産が警戒されているだけに、今夜発表される米ベーカー・ヒューズの掘削リグに対する懸念もあり、東京市場での会意欲も後退してしまったとみる。流れは下向きに変わりなし。
(東京貴金属)
21日の東京金は反発も、上げ幅縮小。金期先2月限は前日比18円高の4485円、白金期先2月限は同37円高の3430円。
円安進行とNY金や白金の水準切り上げを受け、東京金・白金とも反発している。日中取引では円相場主体の動きをみせたが、円安一服に加えてドルベースの金や白金の軟化もあり、東京金・白金とも上げ幅を縮小している。急騰していたNYパラジウムが値崩れをみせたことで、特にそれに追随して急伸していたNY白金が売り直されており、東京白金の上げ幅縮小が目立っていた。週明けの東京金はフランス大統領選挙の結果を反映するとみるが、一時的にとどまり、ボックス圏の動きを継続することになりそうだ。
(東京ゴム)
21日の東京ゴムは急騰を演じる。期先8月限は前日比12.9円高の216.0円。
夜間取引から東京ゴムは急伸を演じた。上海ゴムが一時、3%以上の急伸をみせたため、買い戻しや打診買いが膨らんだとみられる。再開後の東京ゴムはNYダウ急伸と円安を好感してさらに上昇し、214.5円の高値示現後、上げ一服へ。しかし、10時に入ると、一段高へ。上海ゴムの上昇は限定的で、時間外の上昇とあまり変わらず。東京は売られ過ぎに対する反動高が一段とみられ、踏み上げを誘って急伸し、昼前には217.5円の高値を示現。さすがに前日の安値である198.0円から20円近くも戻したことで、買いは一服したが、週足のチャートをみると、かなり下ヒゲの長いチャートを形成しており、まだ戻り余地は残されているとみるべきで、220円台の週明けには意識すべきでは。

(東京トウモロコシ) 
21日の東京トウモロコシはシカゴ続落を受けて一段安。期先5月限は前日比150円安の2万0930円。
シカゴは一段と下落し、下げ幅を大きくしていたが、円安もあり、東京の夜間の下げ渋りは顕著だった。先限の2万1000円割れでもおかしくはなかったとみる。再開したシカゴは続落しているが、朝方から東京は下げに反応せず、夜間同様、下げ渋りをみせていた。11時半にようやく先限は2万1000円を下回った。下げ渋りの反動安ともいえるが、再開したシカゴの一段安もみられたことで、ヤレヤレの売りを誘ったとみる。昼以降、下げ幅を拡大したが、再開したシカゴ安を考慮すれば、まだ下げ足りない値位置でもある。13時前に先限は2万0900円割れを果たした。
(東京米国産大豆)
21日の東京一般大豆は超閑散。期先4月限は前日比40円安の4万6860円。
夜間取引は相変わらずマチマチ。期先ではまとまったバイカイがみられたが、相場に与える影響は限定的。アジア時間帯の動きとシカゴの値動きが異なることも多いため、より仕掛けにくくなっている。GW明けの仕掛け待ち。

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