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東京ゴムの9月限は続落し2016年2月以来の水準

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京ゴムの9月限は続落し2016年2月以来の水準

  • 2020/03/30
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
30日の東京原油・石油製品は大幅続落。東京原油期先8月限は前週末比870円安の2万3870円、東京ガソリン期先9月限は同1790円安の3万3910円、東京灯油期先9月限は同1720円安の3万4960円、
週末に21ドル割れまで下がったWTIは週明けに一時20ドル割れを見せるなど続落の動きとなった。東京の日中立会の寄付き前にWTIが20ドル割れの動きを見せるなど安い動きとなり東京原油・石油製品の日中立会は下げ幅を拡大する動きとなった。原油の期先は2万3610円まで下げ幅を拡大する動きを見せたが、その後は東京独自の高値誘導の動きになり2万4600円まで上昇する動きを見せた。しかし高値誘導の動きも一時的な上昇となりその後は2万4000円近くまで下がり、11時過ぎには2万4000円割れとなった。昼過ぎにはWTIが20.24ドルまで下がる動きを見せて東京原油は2万3680円まで下がる動きとなったが、13時になるとNYダウ先物がプラス圏まで戻りWTIが20.50ドル台を回復すると為替の円安もあって東京原油は2万4120円まであっさり戻る動きも見せた。14時前になるとWTIが20.80ドル台まで上がり、東京原油は2万4250円まで上がるったが、前週末と同様に引けに向けては売られ2万3860円まで急落した。WTIは20ドル割れてから戻る動きを見せていたが、戻りも限定的でまだ軟調地合いが続いている。東京原油も途中、強引な戻りも見せたが、戻り局面では再び売られる動きとなった。まだ世界的な需給バランスの悪化は続き海外原油の下押し警戒が続くと見たい。

(東京貴金属)
30日の東京金・白金は大幅反落。東京金期先2月限は前週末比99円安の5566円、白金期先2月限は同139円安の2445円、パラジウム期先2月限は同564円安の7420円。
週末に急落していたNY金は朝方は反発の動きを見せた。東京金は夜間立会でNY金の急落と為替の円高で期先は5600円まで大きく売られる動きを見せた。日中立会ではNY金が反発の動きとなったが、為替の円高が更に進行し寄付き直後には5559円まで急落した。その後、為替の円高が止まり逆に円安に進むと5594円まで戻る動きを見せたが、NY金が朝方に1673.6ドルまで上昇する動きを見せたが、9時過ぎからドル安からドル高方向に進むと上げ幅を縮小し1655.1ドルまで下がり、東京金もまた売られる動きとなった。10時になるとNY金がマイナス圏まで下がり1652.0ドルの安値更新し、為替は再び円高方向に進む動きになると東京金は一段安の動きになり5539円まで下げ幅を拡大した。12時過ぎにもNY金が1643.3ドルまで下がり東京は5536円と再び安値更新の動きとなった。13時からはNYダウ先物がプラス圏まで戻る動きを見せると為替の円安ともあって東京金は5562円まで急速な戻りを見せた。14時台にNY金は1640ドル割れとなると東京金は再び5545円まで売られたが、引けに向けては為替の円安で5570円まで買われた。まだNY金は高値から20ドル近く下がるなど不安定な動きを見せている。NYダウが乱高下の動きを見せており再びNY金の値崩れも想定したい。東京金はNY金の高値からの値崩れで大きく下げる動きとなったが、昼過ぎからのNYダウ先物の戻りによるNY金の急落を踏まえると更なる下押しも警戒したい。白金は朝方からNY白金が大幅安の動きとなり、東京の日中立会で下げ幅を拡大する動きとなった。NY白金は10時過ぎに726.1ドルまで下げ幅を拡大し東京白金は為替の円高もあって期先は2439円まで下げ幅を拡大した。11時台にも更にNY白金が710.9ドルまで下がり為替の円高で東京は2334円の安値をつけ10時台から100円以上の下がる動きとなった。安値をつけてからNY白金が戻りを見せると東京白金も急速な戻りとなり、15時過ぎには為替の円安もあって東京白金は2445円まで上がった。白金は安値から戻る動きを見せたがNY白金が大きく崩れている以上、再び2400円割れの展開も想定したい。

(東京ゴム)
30日の東京ゴムの9月限は続落し2016年2月以来の水準。期先9月限は前週末比5.4円安の144.2円。
夜間立会から続落していた東京ゴムは週明けの日中立会で下げ幅を拡大する動きとなった。国内の自動車メーカーの工場の閉鎖拡大の動きがありゴムの需要の減少懸念で東京ゴムの期先は寄付きで146.6円まで下がる動きとなった。その後も下げ幅を拡大し、10時からの上海ゴムも急落の展開となると11時半ぎには143.0円まで下がり2016年2月の安値を下回る動きとなった。安値をつけてから144.2円まで戻る動きを見せたが、戻りは一時的で再び143円台に下がった。14時半前から東京ゴムが戻りを見せ、上海ゴムが下げ幅を縮小すると145.5円まで一気に戻ったが、その後は144円台に値を下げた。本日は2016年2月の安値更新の動きを見せたが現状、国内のゴムの需要が低迷しており、まだ下値余地があると見たい。目先は140円割れを試す動きを想定しておきたい。

(東京トウモロコシ)
30日の東京トウモロコシの期先は続落。期先3月限は前週末比300円安の2万2870円。
週末の東京トウモロコシは夜間立会で薄商いの中、期先はシカゴコーンの反落によって続落の動きを見せた。週明けのシカゴコーンも続落の動きを見せ、東京の日中立会で下げ幅を拡大する動きになり期先は2万2800円まで下げた。その後は2万2890円まで戻る動きを見せたが弱い動きが続いた。シカゴコーンは米国のエタノール需要の減少懸念で今後も軟調地合いが続くと見たい。東京は本日2万3000円割れの動きとなったがシカゴが弱い動きとなっている以上、東京は2万2500円割れを目指すと見たい。

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