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東京ゴムの9月限は一時2009年9月以来の140円割れ

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京ゴムの9月限は一時2009年9月以来の140円割れ

  • 2020/04/02
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
2日の東京原油・石油製品は急反発。東京原油期先9月限は前日比710円高の2万4310円、東京ガソリン期先9月限は同1450円高の3万4970円、東京灯油期先9月限は同700円高の3万4200円、
前日に弱い内容となったEIAの在庫統計を受けてWTIの期近5月限は19.90ドルまで下がる動きとなったが、その後は20ドルを回復した。東京原油・石油製品は海外原油の下落で夜間立会で続落の動きを見せた。東京原油の期先は2万2910円まで下がった。日中立会はWTIの期近5月限は朝方から急反発の動きを見せ21.47ドルまで上昇し、東京原油の期先は寄付き後に2万4030円まで上昇した。WTIの急反発は期近5月限だけの上昇となっていた。東京は連日の寄付き直後の高値誘導の動きとなったが、WTIが21ドル割れとなると9時半過ぎに2万3660円まで下がる動きとなった。しかしWTIが再び21ドルを回復すると、東京原油も買い直される動きになり11時過ぎには2万3900円台まで上がった。昼過ぎには一旦2万3600円まで下がる動きとなったが、13時過ぎからWTIが上昇し15時には22.55ドルまで急上昇する動きを見せ、東京原油は2万4510円の高値更新の動きとなった。WTIの期近5月限は今週に入って20ドルを割れると戻る動きが続いている。ただサウジやロシアの増産のスタンスは変わらずとなっている中、米国を始め世界的な石油需要の減少しており、ファンダメンタルズは弱気な状況となっている。WTIの期近5月は下げ渋りの動きから急反発となっているが、期近6月限はまだ下げ余地もあり、東京原油・石油製品は本日は強引に買われる動きとなったが高いところは再び売られると見たい。

(東京貴金属)
2日の東京金は続落の白金は小幅反発。東京金期先2月限は前日比18円安の5432円、白金期先2月限は同5円高の2455円、パラジウム期先2月限は同398円安の7400円。
前日に続落し1576.0ドルの安値をつけたNY金が本日は急反発する動きとなり朝方に1609.6ドルまで上昇した。東京金は夜間立会でNY金の続落で期先は5367円まで下落していたが、日中立会はNY金の急反発で寄付きで5464円まで上昇した。ただNY金の上昇は朝方だけとなり次第に上げ幅を縮小する動きになり、東京金も9時半過ぎにはマイナス圏まで下がり5426円まで売られた。10時前になるとNY金が1600ドルを割れる動きとなり1596.1ドルまで上げ幅を縮小すると東京金は5417円まで日中の安値を更新した。10時半過ぎに為替が円安方向に進むと東京は5445円まで戻る動きとなったが一時的となりその後は5430円を挟んだ動きとなった。NY金は1600ドルを割れてから1600ドルに戻るが維持できず不安定な動きとなっている。今晩も1600ドルを維持できない動きになると下押しも予想され、東京金も再び5400円割れも想定したい。NY白金の反落で東京白金は夜間立会で期先が2382円まで急落した。安値をつけてからはNY白金が725ドルまで戻りを見せると東京も2458円まで急速に戻った。日中立会はNY白金は続落の動きを見せたが、寄付き前から為替が円安に進み東京白金は2449円まで上がる動きとなった。ただその後は為替の円安が一服すると東京は2404円まで下がった。10時半過ぎに為替が円安に進むと2439円まで戻る動きを見せたが一時的な戻りとなって再び売られる動きとなった。14時半過ぎからNY白金が上昇し東京は15時過ぎに2455円まで上がる動きを見せ日中の高値を更新した。NY白金は729.3ドルまで戻る動きを見せたが、今週に入って上値の重い展開が続いている。ファンダメンタルズが悪い状況となっているので軟調地合いは仕方ないとみたい。東京も連日高くなったところは売られる動きが続いている。

(東京ゴム)
2日の東京ゴムの9月限は一時2009年9月以来の140円割れ。期先9月限は前日比0.9円安の140.6円。
夜間立会で続落の動きを見せ東京ゴムの期先は140円割れの動きを見せた。140円割れは2009年3月19日以来の水準となった。日中立会はNYダウの急落や海外原油安などまた外部要因によって東京ゴムは下げ幅を拡大し寄付き直後に139.3円まで安値更新した。その後、一旦140.4円まで戻る動きを見せたがまた売り直され10時過ぎには上海ゴムの下落もあって138.3円と更に安値を更新した。10時半過ぎから為替が円安に進むと11時台には東京ゴムは140.8円まで戻りを見せたが一時的な戻りとなって再び売られる動きとなった。12時半過ぎには再び140円割れとなり139.1円まで下がった。14時半過ぎから上海ゴムが反発の動きを見せ、東京は15時過ぎに141.1円まで戻る動きとなった。相変わらず世界的にゴムの需要は低迷している。国内外の自動車工場の閉鎖の拡大も続いており、今後のゴム需要の低迷は長期化も避けられない状況となっている。本日は一時140円割れとなったが、今後は130円割れを試すと見たい。
(東京トウモロコシ) 
2日の東京トウモロコシの期先は続伸。期先3月限は前日比250円安の2万2570円。
シカゴコーンが大幅続落し、夜間立会の東京トウモロコシの期先は2万2570円まで下がる動きとなった。日中立会はシカゴコーンは小幅高の動きとなったが、下げ渋りを見せていた東京トウモロコシは2万2500円割れの動きとなり2万2480円まで下げ幅を拡大した。安値をつけて以降、為替の円安になり東京は戻りを見せる動きとなって11時過ぎには2万2500円台を回復する動きとなった。米国のエタノール需要の低迷と先月末に発表された弱気な作付意向面積を踏まえると今後のシカゴコーンの軟調地合いは変わらずと見たい。東京は本日2万2500円割れの動きとなったが目先は3月13日の安値の2万2440円を下回る動きになると見たい。まだ下げ渋りの反動安を待ちたい。

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