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東京ゴムの期先は続落し2016年8月以来の150円割れ

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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東京ゴムの期先は続落し2016年8月以来の150円割れ

  • 2020/03/23
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
23日の東京原油・石油製品は急反発。東京原油期先8月限は前週末比1380円高の2万4510円、東京ガソリン期先9月限は同600円高の3万5500円、東京灯油期先9月限は同690円高の3万7750円、
週明けのWTIの朝方は20.80ドルまで続落したが、その後は22ドル台まで戻る動きを見せた。東京原油・石油製品は夜間立会から下げ渋りの動きとなっていたが、日中立会は上げ幅を縮小するもののWTIの続落に対して物足りない動きとなった。東京原油の期先は日中寄付きで2万3230円まで上げ幅を縮小したが、徐々に値段を戻す動きとなった。10時過ぎにWTIがプラス圏まで買い進まれると東京原油は2万4000円台を回復し、WTIが23.24ドルの高値更新すると東京原油は2万4400円まで上昇した。高値をつけて以降、WTIは再び23ドル割れとなり為替は円高に進むと東京原油は2万3810円まで下がった。昼過ぎには為替がまた円安方向に進むと東京原油は為替に反応して2万4000円台を回復した。15時前からWTIが再び上がり23ドルをつけると東京原油は2万4510円まで上がり日中立会の高値更新となった。先週末から海外原油の下落水準に対して東京原油・石油製品は下げ渋りの展開が続いている。東京は海外原油の水準を踏まえると積極的な売りが仕掛けずくなっている模様。まだ海外原油の弱い動きも想定されるが東京は反動安を待ちたい。

(東京貴金属)
23日の東京金・白金は急反発。東京金期先2月限は前週末比103円高の5260円、白金期先2月限は同26円高の2206円、パラジウム期先2月限は同253円高の5673円。
週明けのNY金はNYダウ先物の急落によって朝方は1510.7ドルまで買い進まれたがその後は1500ドルを割る展開になって1484.6ドルまで下がる動きとなった。東京金の日中立会の寄付きはNY金の上昇で大幅に上げ幅を拡大する動きとなった。期先は5280円台で始まり為替の円安の進行とNY金が再び1500ドル回復で10時前には5309円まで上昇したが、10時過ぎると今度は逆にNY金が1490ドル割れまで下がり為替も円高に進むと東京は5253円まで急落する動きも見せた。NY金は1500ドルを試すも維持できず1490ドル台から1500ドル台を行き来する動きが続き、東京の日中の高値・安値をつけてからレンジ内の動きとなった。まだNYダウも不安定な動きが想定され、NY金の波乱の展開が続くと見たい。東京も安値から大きく戻る動きを見せているがNY金が1500ドルを維持できないとなると戻り一服も警戒したい。東京白金は夜間立会で2067円まで下がる動きを見せたが、日中立会では為替の円安やNY白金の反発で2224円まで反発する動きとなった。ただ週末から上値の水準が切り下がりの動きとなっており弱い流れはそのままとなっている。まだ高いところは売り場提供と見たい。

(東京ゴム)
23日の東京ゴムの期先は続落し150円割れ。期先8月限は前週末比5.1円安の148.9円。
週明けのNYダウ先物の続落や海外原油・非鉄の急落もあって東京ゴムの期先の寄付きは152円台まで下がる動きとなり、その後も下げ幅を拡大する動きとなった。10時過ぎには上海ゴムも反落する動きになると東京ゴムは149.0円まで下がり、11時過ぎには147.3円まで安値更新する動きを見せた。東京の150円割れは2016年8月以来の水準となっている。安値をつけて以降は149.6円まで戻る動きを見せたが150円は回復できずとなった。新型コロナウイルスの世界的な拡大で自動車生産・販売の低下が避けられない状況となっておりゴムの需要の減少の影響は今後も続くと見たい。東京の次の下値目標は2016年7月の145.9円となってくる。目先はこの水準を割るか注目したい。

(東京トウモロコシ) 
23日の東京トウモロコシは大幅続伸。期先3月限は前週末比390円高の2万3360円。
夜間立会で2万3400円まで買い進まれていた東京トウモロコシの期先は日中立会の寄付きは上げ幅を縮小する動きとなった。週明けのシカゴコーンは反落の動きとなり、東京トウモロコシの期先は9時過ぎに2万3230円まで上げ幅を縮小する動きを見せた。日中立会の安値をつけて以降は再び上がる動きを見せ13時過ぎには2万3400円まで上がる動きを見せたが高値更新にはならなかった。シカゴコーンは米国の外出禁止によるガソリンに含まれるエタノール需要の減少で再び売られる動きになると想定したい。本日の東京は円安が支えになって高い水準を維持しているが、シカゴの状況を踏まえると反動安を警戒したい。

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