フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

強気の在庫統計を受け、WTIは高値更新

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 2021年12月18日開催 杉村太蔵氏セミナー
  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • リモートサービス
商品市場情報

強気の在庫統計を受け、WTIは高値更新

  • 2021/10/21
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
20日のNY金は、大幅続伸。NY金期近12月限は前日比14.4ドル高の1784.9ドル、NY白金期近1月限は同5.2ドル高の1052.3ドル、NY銀期近12月限は同56.2セント高の2444.5セント。
再びインフレヘッジとして金が買い進まれた結果、1780ドル台に急伸しているが、1790ドルにはひとまず抵抗をみせた。米長期金利は1.67%台まで一時上昇したものの、NY金は底固い動きをみせていた。20日移動平均線での下値固めを確認しており、さらにインフレヘッジとしての安全資産としてまた注目されたため。米長期金利が1.67%台から低下すると、さらに買いが膨らみ、欧州取引時間帯の終盤に1789.6ドルの高値示現。その後、1790ドルに抵抗をみせたことで、1770ドル台後半まで一気に急落したが、改めて1780ドル台まで買い直されている。インフレヘッジの買いで戻りをみせた結果、改めて1800ドルを試す可能性も指摘されている。米長期金利の上昇いn反応薄ながら、長期金利の上昇次第では、再度の値崩れも警戒されるという。銀の急伸も支援材料だったが、一時急落していた非鉄が上伸したため、銀が急伸へ。白金は追随高をみせたが、パラジウムの続落もあり、上げ幅は限定的。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
20日のWTI原油は、強気の米EIAの在庫統計を受け、上伸し、再び83ドル台に水準を切り上げている。WTI原油期近12月限は前日比0.98ドル高の83.42ドル、北海ブレント期近12月限は同0.74ドル高の85.82ドル。RBOBガソリン11月限は同3.29セント高の250.84セント、NYヒーティングオイル期近11月限は同3.16セント高の259.23セント。
注目の米EIAの週間石油在庫統計で、原油在庫は前週比43.1万バレル減、ガソリン在庫は同536.8万バレル減、中間留分在庫は同391.3万バレル減、製油所稼働率は84.7%、WTI原油の認証在庫であるクッシング在庫は前週比232万バレル減となった。前日発表された米APIの在庫統計で原油在庫は330万バレル増となり、米EIAの在庫統計でも4週連続の大幅増加観測が支配的だったこともあり、予想外の発表となった。石油製品在庫は予想以上に減少し、また、石油需要も好調で、かなり強気の内容だったといえる。その結果、発表を受け、それまで軟調地合いを演じていた石油市場は急伸。WTI期近12月限は18日の高値である83.18ドルに迫る83.15ドルまで買い進まれることに。NYガソリンが2.50ドルに対する抵抗をみせたこともあり、WTI期近12月限も高値更新に抵抗も。ただ、米国での旺盛な需要が確認されたこともあり、タイトな需給バランスから、強調地合い継続を期待する向きも依然として多い。実際、ガソリン需要の増加を期待して、清算値決定にかけてNYガソリンが2.50ドル台に上伸すると、WTI期近12月限も追随して上伸し、高値更新を果たした。

(CBOT大豆)
20日のCBOT大豆は、大幅続伸。期近11月限は前日比18.00セント高の1246.00セント、期近1月限は同18.75セント高の1255.75セント。
米国大豆の強気の輸出需要に対する買いが先行する展開をみせ、さらに原油相場の急伸で、上げ幅拡大へ。世界的な植物油の強調地合いを好感して大豆油が急伸したことも、支援材料になっていた。ひとまず、期近11月限は12.50ドルに抵抗をみせたが、大豆油の先高期待も根強く、12.50ドルを上抜ける可能性も高いとみる向きも多い。

(CBOTコーン)
20日のCBOTコーンは、急反発し、ほぼ高値水準で取引を終えた。期近12月限は前日比9.50セント高の539.75セント、期近3月限は同9.75セント高の548.75セント。
大豆と異なり、海外原油の急伸に反応薄だったが、大豆や小麦の急伸を無視できずに買い進まれ、ジリジリと水準を切り上げていった。その結果、期近12月限は5.40ドルに抵抗をみせたものの、10月6日以来の水準まで急伸している。米コーンベルトでのコーンの収穫進展による生産者の換金売りはなお圧迫要因ながら、ガソリン需要の増加によるエタノール需要の拡大も期待され、相場を押し上げていったとみられている。ほぼ高値引けとなったが、100日移動平均線のある5.40ドル台後半を目指すとの声も。

一覧へ戻る

※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

ピックアップコンテンツ

  • 2021年12月18日開催 杉村太蔵氏セミナー
  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • 日本証券業協会
  • 証券・金融商品あっせん相談センター
  • リモートサービス