株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

引けにかけて東京金は買い戻される

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 小次郎講師のメールマガジン
  • 第3回TOCOMリアルトレードコンテスト
  • トレーダーズショップ
  • TOCOMスクエア
  • リモートサービス
商品市場情報

引けにかけて東京金は買い戻される

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/08/09
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
9日の東京原油・石油製品は海外原油の急落を嫌気して急反落。原油期先1月限は前日比1340円安の4万8610円、ガソリン期先2月限は同1250円安の6万1410円、灯油期先2月限は同1320円安の6万6450円。
海外原油は、米中貿易摩擦による中国での石油需要の後退懸念が高まったこと、弱気な米EIAの在庫を嫌気して急落し、東京石油市場も追随して大幅安を強いられた。東京は米国の原油在庫の大幅減少観測から値ごろ買いや打診買いで強引に買い進まれていたが、それがアダになったともいえる。米APIの在庫統計が裏目に出たともいえる。朝方は強引な買いがみられ、下げ幅を縮小したものの、海外原油の続落や円高を無視した買いは長続きせず、その後、売り直された。さて、海外原油急落した時の東京は値ごろ買いや打診買いが台頭し、下げ幅を縮小するが、本日も戻りをみせた。4万8600円台を示現したが、強引に買い進まれた反動から、昼以降は一時的にせよ、戻り一巡に。ただ、上海株価の急伸を確認すると、また買いが先行し、日中取引の高値更新の動きをみせた。さて、日米の新しい貿易交渉が予定されており、その内容次第で円高がさらに進行することになるだけに、買いは見送りたいところ。

(東京貴金属)
9日の東京金は円高を売り材料にして反落。金期先6月限は前日比2円高の4329円、白金期先6月限は同15円高の2979円。
東京金は円高を嫌気して値を消し、夜間取引では4304円の安値を示現。日中取引ではドル安を好感したNY金の戻りから下げ一服となったが、円高進行で戻りも限られた。日米貿易交渉次第で円高が進行するとみられ、金にとっては4300円割れのキッカケになる可能性も。金・白金とも引き続き戻り売りが無難。14時前から円安が進行し、東京金は下げ幅縮小へ。再開した上海株価の続伸を受けて、円安が進行したため。15時台に入ってNY金が値を跳ばしたため、東京金はプラス圏回復もみせた。

(東京ゴム)
9日の東京ゴムは上海株価の急反発を好感して買い戻された。期先1月限は前日比0.5円安の174.5円。
夜間取引前にみられた急激な円高を嫌気して東京ゴムは下げを強いられた。夜間の安値更新で、170円を試すとみられたが、昼前に174円台を示現するなど、大きく買い直された。期近限月の朝方からの下げ渋りと上海ゴムの急反発も買い戻しを促したとみる。174.4円の高値示現後、上げ一服。上海株価は再開後にさらに上伸したが、これを好感して高値更新をみせた。

(東京トウモロコシ)
9日の東京トウモロコシは円高を嫌気して続落。期先7月限は前日比190円安の2万3870円。
前日の夜間取引前から円高が急ピッチに進行したため、東京先限は売り込まれ、アッサリ2万4000円を下回った。逆行安で大きく売られた反動高も予想されたが、円高で一段安に。昼前に2万3840円の安値を示現したが、さすがに売られ過ぎとみる。しかし、東京市場の売り有利の展開が久しく続いており、買いにくい商状を改めて認識することに。日本時間11日深夜1時に米農務省が発表する生産高予想が注目されるが、シカゴ安となれば、一気に2万3500円を割り込む可能性もある。お盆休みに入るため、買い方不在になり易い。

(東京米国産大豆)
9日の東京一般大豆は動意薄。期先6月限は前日と同じの4万6000円。
東京一般大豆はバイカイのみで、動意薄が続いている。11日深夜1時の米農務省による生産高予想にも反応薄とみられ、仕掛け妙味は一段と乏しい。当限納会月で、見送りが無難。

一覧へ戻る

ピックアップコンテンツ

  •  
  • リモートサービス