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引けにかけて東京石油市場は上げ幅拡大

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

引けにかけて東京石油市場は上げ幅拡大

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/04/24
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
24日の東京原油・石油製品は急ピッチの円安と海外高を受けて大幅高と演じている。原油期先9月限は前日比1190円高の4万7020円、ガソリン期先10月限は同960円高の6万1240円、灯油期先10月限は同1190円高の6万3030円。
急ピッチの円安と海外原油の出直りを好感して、東京石油市場は軒並み大幅急伸となった。海外原油はNY石油製品の急伸に追随高をみせ、WTIは69ドル台、ブレントは75ドル台を示現した。ただし、さすがに高値警戒もあり、再開後のWTI・ブレントとも大台の水準から値を消した。このため、東京石油市場も上げ幅を縮小した。東京原油はこれまで、海外原油の調整安に反応イマイチで、買い辛抱による下げ渋りが目立っており、朝方から高値警戒もみられた。さて、明朝発表される米APIの在庫統計に対する期待もあり、東京原油は夜間でも下げ渋りの展開が予想される。それでも、69ドル台での買いの勢いがなくなってしまったのも確かで、上値追いの買いは慎重にすべきで、買いスタンスは維持しつつ、突っ込み待ち。14時半過ぎにWTIがまた69ドル台を回復。ドル安を好材料にしたようで、原油は1000円以上の上昇を再現した。

(東京貴金属)
24日の東京金は円安を好感して反発。金期先2月限は前日比17円高の4630円、白金期先2月限は同10円高の3237円。
東京金・白金とも反発。急ピッチの円安がNY金や白金の急落をカバーしていた。日中取引では米長期金利の低下を好感したNY金の戻りもみられ、東京金は上げ幅を拡大した。米長期金利の低下が一段と進行し、ドル安につながり、NY金は1329ドル台まで切り返した。それもあって東京金は4630円を示現。今後とも米長期金利から目が離せない。原油相場の堅調地合いが続いているだけに、米長期金利がまた、急上昇する可能性もあるため、NY金の戻りは、逆に下げ余地を拡大したことになる。

(東京ゴム)
24日の東京ゴムはボックス圏の動きを強いられた。期先9月限は前日比0.9円安の187.9円。
新甫10月限が発会したが、発会直後の値動きが荒いものだったが、その後は期先での乗り換えの動きが中心で、商いは極めて低調。円安は支援材料になれず、190円での抵抗をみせたこともあり、小幅安の展開が続いた。14時台に入って、水準を切り上げたが、逆張りスタンスの買い戻しが影響したとみる。WTIが大きく買い進まれていたが、その前にゴムは戻りをみせており、結果的には狭いレンジの取引に終始したとみる。

(東京トウモロコシ) 
24日の東京トウモロコシは急ピッチの円安を受けて反発。期先3月限は前日比220円高の2万4600円。
週明けのシカゴ高は前日の日中取引で織り込み済みだったが、急ピッチの円安は無視できず、東京トウモロコシは夜間取引から反発していた。ただ、シカゴ引け後に発表される作付進捗率に対する警戒もあり、円安の割りに上昇は限定的だった。日中取引では円安を好感した買いに2万4500円台で推移していた。再開したシカゴは売り買いが交錯し、イマイチ、材料に評価されず。それでも作付遅れが支援材料にならなかったといえる。東京は昼前に2万4590円を示現したが、円安に反応薄だったことに対する反動高とみる。しかし、2万4600円でまとまった売りが控えており、今後の作付進展を踏まえると、売り場提供の可能性も秘めている。米コーンベルトの天候はしばらく、作付に理想的といえる。

(東京米国産大豆)
24日の東京一般大豆は小しっかり。期先2月限は前日比100円高の4万9600円。
夜間取引でのバイカイでの値決めの取引が続いており、日中取引は用なしの展開に変わりなし。シカゴの先安懸念が高まっており、東京は4万9000円割れでもおかしくはないが。

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